2021/04/13(火)火曜日恒例の光景
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第3回戦】 (2021年04月13日/メットライフドーム) 北海道日本ハム 0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 埼玉西武 0 1 0 0 0 0 0 0 1 2 [勝] 池田 1勝2敗0S [S] 杉浦 0勝0敗3S [敗] 松本 1勝2敗0S
松本は相変わらずのピッチングで、5回0/3を6四死球という独り相撲を展開しました。ヒットは1本しか打たれていませんが、あまり元気のないファイターズ打線に助けられた感があり、調子のいいチームが相手であれば6回途中まで投げることはできなかったでしょう。
7回からは4番手の伊藤が3イニング投げているので、もしかすると来週は伊藤にチャンスが回ってくるかもしれません。というかチャンスをあげてほしいです。浜屋、松本、今井で週3回もこんなピッチングを見せられるファンの身にもなってくれ。
打線は2回に西川の犠牲フライで先制しますが、その後は沈黙し、9回に愛斗のタイムリーで1点を返すのが精一杯でした。森、中村の調子が上がってこない状況では打線も繋がりません。
森にしろ中村にしろ、普段なら打順を下げることも検討できるのですが、今の打線ではなかなか難しいところではあります。とはいえ、このまま凡退を繰り返されても若林、源田を活かすことができないわけで、この際開き直って3番愛斗、4番呉とかでもいいような気もしますけどね。それは大げさにしても、どちらかの打順を下げることは検討してもいいと思います。
2021/04/12(月)髙木大成『プロ野球チームの社員』
髙木大成さんの『プロ野球チームの社員』を読みました。
大成さんが球団職員になったのは引退後の2006年。ライオンズだけでなくパ・リーグ全体としても集客に苦しんでいた時代でした。とはいえ、それまで球団からの一方的な発信だったのを改めるべく、大成さんが「TAISEI LABORATORY」を立ち上げたときは(もともと大成ファンだった私のひいき目もありましたが)何かが変わると感じさせてくれたのを覚えています。
ここ2年はコロナ禍で思うように観客が入れられていませんが、2010年代後半は休日には常に満員になるほどに客足を伸ばしています。以前であれば、土日の客席に余裕のあるカード(精一杯配慮した表現)でアニメコラボデーを開催していましたが、今ではちょっと考えられません。もっとも、立地が立地だけあって、さすがに平日は空席が目立ちますが……。
大成さんのキャリアがキャリアなので、どうしてもライオンズ中心の話になっていますが、パ・リーグ全体の試みについても触れられているので、ライオンズファンだけでなく、パ・リーグのチームのファンであれば興味深く読むことができると思います。
ちなみに、私が手にしたのはサイン本です。もっとも、サイン本を汚したくないので、改めてKindleで買って読んだのですがw
10時の販売開始のタイミングでライオンズストアオンラインに張り付いて何とか買えたのですが、そのあと、行動範囲の複数の書店でサイン本の販売を確認して複雑な気分になりました。これなら、オンラインのぶんは、もっと手に入りづらい地方の方々の手に渡るべきでしたね……。
2021/04/11(日)足攻
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第3回戦】 (2021年04月11日/ZOZOマリンスタジアム) 埼玉西武 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 千葉ロッテ 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 [勝] 平井 3勝0敗0S [S] 増田 0勝0敗4S [敗] 鈴木 0勝1敗0S
昨日自打球を当てて途中交代した若林は登録を抹消せず。10日はかからないという判断(まぁ、ライオンズの判断はけっこう間違えることが多いので、全幅の信頼をおくことはできませんが)ということで、ひとまずは安心しました。そして、空いた1番には愛斗が入りました。これはいよいよ1番金子を諦めたということで、夢が大きく広がるオーダーとなりました。
ライオンズは3回まで鈴木にノーヒットに抑えられますが、1点を追う4回、先頭の源田がセンター前ヒットで出塁すると、森の打席で二盗、中村の打席で三盗を決め、中村の犠牲フライで生還しました。5回にはヒットで出塁した佐藤がワイルドピッチの間に三塁まで進み、山田の犠牲フライで勝ち越しに成功します。
ライオンズ先発の平井は序盤はピンチの連続で、3回に中村奨の内野ゴロの間に先制点を許しますが、中盤以降は落ち着いていたと思います。7回を5安打1失点という内容で後続に託します。8回の平良はヒットとフォアボール2つで2アウト満塁のピンチを招きますが、菅野を三振に打ち取ってピンチをしのぐと、9回は増田が三者凡退に抑えて逃げ切り。苦しい3連戦になりましたが、なんとかカード勝ち越しを決めました。
2021/04/10(土)試練は続く
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第2回戦】 (2021年04月10日/ZOZOマリンスタジアム) 埼玉西武 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 千葉ロッテ 1 0 3 0 0 0 1 1 X 6 [勝] 美馬 1勝0敗0S [敗] 浜屋 1勝2敗0S [本塁打] 1回裏 マーティン 6号 ソロ (浜屋) 3回裏 マーティン 7号 ソロ (浜屋) 5回表 愛斗 3号 ソロ (美馬)
昨日は夢のあるオーダーで夢のある勝ち方をしたライオンズですが、今日の試合前に山野辺が左手親指の故障で登録抹消。そして試合中にも若林が自打球を膝に当て、そのまま途中交代という事態が発生しました。大事に至らなければいいのですが、引き上げるときに自力で歩けていなかったんですよね……。野球の神様はそんなに1番金子とライト木村を見たいと言うのか。
試合のほうは先発の浜屋が3回4失点と試合を作ることができず、序盤で苦しい展開になってしまい、そのまま押し切られてしまいました。平時であれば一度ローテを外すレベルだと思うのですが、二軍には代わりも見当たらず、外国人選手が来日するまでは我慢するしかなさそうです。あるいは、佐野や伊藤にチャンスを与えるか。
数少ない明るいニュースとしては、昨日に続いて愛斗がホームランを打ったことくらいでしょうか。去年とは別人のような力強いスイングになりました(もともと二軍では力強いスイングができていたのですが)。一方で、鈴木が悪い意味で去年とは別人のようなスイングになっているのが気になります。何か思うところがあってフォームを模索しているのならいいのですが、単にバランスを崩しているようにも見えるのが心配です。
2021/04/09(金)愛斗の2発で逆転勝ち
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第1回戦】 (2021年04月09日/ZOZOマリンスタジアム) 埼玉西武 0 1 0 0 0 0 0 5 1 7 千葉ロッテ 0 0 0 2 1 1 0 0 0 4 [勝] 十亀 1勝0敗0S [S] 増田 0勝0敗3S [敗] 小野 0勝1敗0S [本塁打] 2回表 愛斗 1号 ソロ (二木) 4回裏 山口 1号 2ラン (高橋) 8回表 愛斗 2号 3ラン (小野)
ライオンズは2回、愛斗のホームランで1点を先制します。愛斗はこれがプロ初ホームランでした。おめでとうございます。二木から打ったというのも素晴らしいですし、打ったボールも低めの難しいボールでしたので、先制云々を抜きにしてもポジ要素しかないほーむらんでした。
ライオンズ先発の高橋は初回こそ三者凡退で立ち上がりましたが、2回以降は苦しいピッチングが続き、4回に山口のこちらもプロ初となるホームランで逆転を許すと、5回、6回はいずれもフォアボールでピンチを招いて内野ゴロの間に得点を許してしまいました。結局、6回4失点ということで、ホームランの2点は仕方がないにしても、あとの2点は防いでもらいたいところでした。
7回裏には、今日一軍に登録された十亀がマウンドに上がりますが、先頭の荻野をストレートのフォアボールで歩かせます。さすが十亀さん、ライオンズのベテランらしく挨拶は欠かしませんでしたが、後続を切ってゼロで抑えました。
8回表、ここまで4安打に抑え込まれていた二木に変わって小野が登板。ライオンズからすると交代してくれて助かりました。先頭の若林がフォアボールで出塁すると、源田が倒れたあと、森デッドボール、中村フォアボールで1アウト満塁の大チャンス。続く呉がセンター前への2点タイムリーで1点差に詰め寄ると、愛斗が今度はライトのラグーンに打ち込んで逆転に成功します。
こうなるとライオンズは連敗中で休養十分な勝ちパターンをつぎ込むだけです。8回は平良、9回は増田が抑えてゲームセット。3点差を終盤でひっくり返し、連敗を3てでストップさせました。
今日はもちろん愛斗の2発が素晴らしかったのですが、1番に起用された若林が3打数1安打2四球で3度出塁したことも褒めてあげたいです。これが1番の仕事ですよ。首脳陣におかれましては、しばらくは我慢して使い続けてほしいと思います。