2021/10/21(木)いつもの(vs オリックス 第25回戦)
【オリックス vs 埼玉西武 第25回戦】 (2021年10月21日/京セラドーム大阪) 埼玉西武 0 0 0 0 0 1 0 0 1 2 オリックス 0 0 0 2 1 0 0 0 X 3 [勝] 宮城 13勝4敗0S [S] 平野佳 1勝3敗29S [敗] 今井 8勝8敗0S [本塁打] 5回裏 宗 9号 ソロ (今井) 6回表 ブランドン 3号 ソロ (宮城) 9回表 山川 24号 ソロ (平野佳)
ライオンズ先発の今井は抜群にいいという感じではなかったにしろ、フォアボールを出しながらも踏ん張るいつものピッチングでした。しかし4回裏、2アウト二三塁から、紅林の大きなレフトフライを山野辺が落球。2点を先制されます。もちろん山野辺が外野が本職ではないのは重々承知していますが、捕球時に腰が砕けるような情けないエラーを見せられると今井が不憫でなりません。
打線は相変わらず宮城の前に沈黙し、ブランドンのホームランで1点を返すのが精一杯。9回に山川のホームランで1点差まで詰め寄りましたがあと一歩及びませんでした。
……何度同じ相手に同じようなやられ方をすれば気が済むんですかね。
2021/10/20(水)最下位脱出(vs 北海道日本ハム 第24回戦)
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第24回戦】 (2021年10月20日/メットライフドーム) 北海道日本ハム 0 1 0 1 3 0 0 0 0 5 埼玉西武 0 5 1 0 1 0 0 0 x 7 [勝] 松本 10勝8敗0S [S] 田村 1勝0敗1S [敗] アーリン 2勝3敗0S [本塁打] 2回表 近藤 10号 ソロ (松本) 3回裏 山川 23号 ソロ (アーリン) 5回表 野村 7号 3ラン (松本)
先発の松本が二桁の10勝に到達しました。とはいえ、内容的にはあまり褒められたものではなく、序盤に6点の援護をもらいながら5回5失点と、やっとの思いで勝利投手の権利を手にした感じでした。2回の近藤のホームランは仕方がないとして、先頭のフォアボールが失点に繋がった4回と、2アウトランナーなしから崩れた5回は反省していただきたいと思います。
打線は苦手のアーリンを序盤で攻略しました。1点ビハインドの2回裏、2アウト満塁から、山田の走者一掃のタイムリーツーベースで逆転。さらに栗山の2点タイムリーで追加点を挙げました。3回には山川のホームランでもう1点を追加。1点差に詰め寄られた5回には岸のタイムリーで突き放しました。打順の巡り合わせで打点こそありませんでしたが、ブランドンが4打数3安打というのも嬉しいニュースです。
6回以降は大曲、公文、森脇、田村とつないで逃げ切り。一日でファイターズと入れ替わって5位に浮上しました。また、9回を三者凡退に抑えた田村はプロ初セーブとなります。おめでとうございます。
2021/10/19(火)さらば平成の怪物(vs 北海道日本ハム 第23回戦)
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第23回戦】 (2021年10月19日/メットライフドーム) 北海道日本ハム 0 0 1 0 3 0 0 0 2 6 埼玉西武 0 0 0 1 0 0 0 1 0 2 [勝] 生田目 1勝0敗0S [敗] 高橋 11勝9敗0S [本塁打] 5回表 野村 6号 3ラン (高橋) 8回裏 山川 22号 ソロ (B・ロドリゲス) 9回表 万波 5号 2ラン (ギャレット)
平成の怪物、松坂大輔が現役最後のマウンドに上りました。
15年前までと変わらぬルーティーン。15年前までと変わらぬワインドアップ。そして15年前からは想像できないほどのぎくしゃくしたフォームで5球を投げてフォアボール。ひとつストライクは取ったものの、それ以外はすっぽ抜けるような球で、球速も120キロに届かず、本当にホームまで投げるのが精一杯という状態だったのでしょう。試合前の「一球で仕留めてほしい」という言葉は、自虐ではなく本心だったのだと思います。
コロナさえなければ、去年のシーズンが3月に開幕してくれていれば、おそらくメットライフドームでローテーションピッチャーとして投げることができたのでしょう。松坂がメジャーに行く前の西武ドームは、マリーンズ戦あたりだと下手をするとビジターファンのほうが多いくらいの惨状だったので、今の熱いライオンズファンの姿を見せてあげたかったのですが……。コロナが本当に憎い。
それにしても、高校を卒業してからの3年間で45勝を挙げ、4年目の2002年に故障をしたものの、翌年は復活して16勝を挙げた松坂が、まさか日米通算200勝に届かずに引退することになるとは思いませんでした。怪我は本当に怖いです。
松坂投手、23年間お疲れ様でした。まずはゆっくりと体を休めてください。
試合については、こんな大事なゲームで勝てないようなチームに言うことは何もありません。
2021/10/18(月)今日も淡々と負け(vs 千葉ロッテ 第25回戦)
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第25回戦】 (2021年10月18日/メットライフドーム) 千葉ロッテ 1 0 0 0 0 0 1 0 0 2 埼玉西武 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 [勝] 美馬 6勝6敗0S [S] 益田 2勝6敗37S [敗] 森脇 3勝1敗1S
まるこを出せ!
……あ、野球の話でしたっけ。
ライオンズ先発の與座は初回にマーティンのタイムリーツーベースで先制を許しますが、その後は粘りのピッチングをしてくれました。5回1/3を1失点は十分なピッチングでしょう。よく投げてくれたと思います。
打線は初回に中村のタイムリーで同点に追いつきましたが、その後は淡々と凡退を繰り返すいつもの野球でした。つーか同点の2回、ノーアウト二塁で送りバントとか何を考えてるんですかね。
結局、7回に3番手の森脇がレアードにタイムリーを許し、これが決勝点となりました。まぁ、森脇は昨日良く頑張ってくれましたし、完璧に打たれた感じではないので、こんな日もあるでしょう。
2021/10/17(日)なんとか逃げ切り(vs 東北楽天 第25回戦)
【東北楽天 vs 埼玉西武 第25回戦】 (2021年10月17日/楽天生命パーク宮城) 埼玉西武 0 0 0 1 4 1 0 0 0 6 東北楽天 0 0 0 0 0 0 3 0 2 5 [勝] 渡辺 4勝4敗0S [S] 森脇 3勝0敗1S [敗] 田中将 4勝8敗0S [本塁打] 5回表 中村 18号 2ラン (田中将) 7回裏 山崎剛 4号 3ラン (水上)
ライオンズ先発の渡辺が6回無失点の好投を見せました。4回の1アウト満塁のピンチをピッチャーゴロゲッツーでしのぎ、6回の2アウト一二塁も茂木をライトフライに打ち取って切り抜けました。70球、80球あたりでストライクボールがはっきりし始めた感じなので、それが今後の課題になるでしょうが、それまでの内容は素晴らしかったです。
打線も4回に川越のタイムリーで先制し、5回には源田のタイムリーツーベース、栗山の犠牲フライ、中村のホームランで一挙4点を奪って田中将をノックアウト。6回にも源田のラッキーなタイムリーで追加点を上げて、今日はこのまま勝てるかなと思いましたが、ライオンズの投手陣は最後まで観客を帰らせませんでした。
2番手の水上が山崎剛のホームランで3点を失い1/3イニングで降板。とはいえ、ここまでよくやってくれているので、たまに打たれるのは仕方がないでしょう。水上が降板したあと、公文、武隈とつないで9回にはギャレットが登板すると、ライオンズファンの胃の強さを試すような光景が繰り広げられました。
辰巳フォアボールのあと、柘植のパスボールがあり、銀次のヒットでノーアウト一三塁。続く山崎剛のところでワイルドピッチがあって1点を失いますが、山崎剛と鈴木大を打ち取り2アウトまでこぎ着けます。しかし、浅村、島内、岡島に続けてフォアボールを与えて押し出し。1点差に詰め寄られました。
ライオンズベンチはさすがにここでギャレットを諦めて森脇を投入し、茂木をサードフライに打ち取ってゲームセット。なんとか1点差で逃げ切りました。森脇はおそらく今日は出番がないと思っていたでしょうし、そんな状況からの登板でよく抑えてくれました。
これで今年のイーグルス戦は最後となりますが、8勝15敗2分の大きな負け越しという結果になりました。来年はしっかり対策を練って対戦に臨んでほしいと思います。