2004/10/21(木)続・駄目人間たちの日本シリーズ観戦記(はてなプロ野球’04)
【西武 vs 中日 日本シリーズ第4戦】 (2004年10月21日:西武ドーム) 中日 0 1 0 4 2 1 0 0 0 8 西武 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2 [勝] 山井 1勝0敗0S [敗] 張 0勝1敗0S [本塁打] 2回表 リナレス 2号 ソロ (張) 4回表 アレックス 1号 ソロ (張) 4回表 井上 1号 3ラン (張) 8回裏 中島 2号 ソロ (平井)
台風の影響で順延となった日本シリーズ第4戦。今日も球場で観戦してきました。
【俺】「おい、一昨日よりも客が少ないよ!」
【S】「日程変更で都合がつかなかった人が多いんじゃないですかねぇ」
今日の観客動員数が心配になってしまうような出足でしたが、試合が近づくにつれて一応座席が埋まってきて、プレイボールの時には一昨日よりマシな感じになりました。でも、レギュラーシーズン中のホークス戦の方が客が多いぞ、絶対。
さて、ライオンズが張、ドラゴンズが山井の両先発で始まった今日の試合、先制したのはドラゴンズでした。2回表、先頭のリナレスがレフトスタンドへ運んで1-0。
【Y】「リナレス5番が大当たりだな。これもオレ流?」
【俺】「調子がいい選手の打順を上げるのは誰でもやるって! オレ流でも何でもないよ! 騙されちゃ駄目だよ!」
【S】「正攻法でもマジックに見えた仰木采配みたいなもんですか……」
一発を浴びたあとは徐々に立ち直りつつあるように見えた張ですが、4回に再び捕まってしまいます。この回先頭のアレックスのホームランで0-2とされると、ランナーをためたところで井上に3ランを浴びて0-5。一気にワンサイドゲームになってきました。ここで張は降板しますが、あとを受けた大沼、三井もお約束通り炎上し、ビハインドは8点まで広がります。
さて、ドラゴンズ先発山井の前に完璧に抑えられていたライオンズ打線ですが、ピッチャーが代わった途端に息を吹き返しました。7回裏、フェルナンデスのタイムリーで1点を返すと、8回には中島の2試合連続ホームランでさらに1点。なおも3番手平井を攻め、2アウト満塁でクリーンアップに回します。このチャンスを逃せば9回1イニングで6点差を跳ね返さなければなりません。ここで点が入らなければ試合はほぼ決まってしまうでしょう。当然ドラゴンズベンチもそれはわかっていますから、まだ8回ではありますがクローザーの岩瀬を投入してきました。
【S】「3連発でやっと同点ですよね。岩瀬相手にそれはちょっと……」
【俺】「豊田がプレーオフ中に2回もリリーフ失敗したくらいだし、意外と奇跡は起こるかもしれないよ」
【Y】「奇跡は起きないから奇跡って……」
……結局奇跡は起きず、フェルナンデスは見逃しの三振に倒れました。で、この三振を見届けたところで撤収。電車のこともありますし、勝利監督インタビューで落合監督がニヤけながら挑発してくるのを見るのも癪ですしね *1 。
さて、これで対戦成績が2勝2敗のタイになりました。明日の先発はライオンズが西口、ドラゴンズが川上になると思います。西口の内転筋痛に備えて、帆足のリリーフ待機は必須でしょうね。
*1:スタンドからでは顔までは見えませんが、まぁ、大体想像できますし。