2010/06/16(水)交流戦終了
2010/06/16 22:56
本日の試合をもって、2010年の交流戦が終了しました。今年は1位から6位までをパ・リーグが占め、さらにパは全チームが勝ち越し、セは全チームが5割以下と明暗がくっきりと分かれた形です。
つい5、6年前まで日本シリーズで分が悪かったことを根拠として「パ・リーグはレベルが低い」とほざいていたセ・リーグ至上主義者が、今回の結果を受けて「4試合ずつの短期決戦でレベル差が計れるわけがない」と言っているダブルスタンダードぶりにニヤニヤが止まりません。いや、もちろん交流戦の結果をもってリーグ間のレベルを云々するのは馬鹿げたことだと思いますが、それでもお前らが言うなよ。
そもそも、その日本シリーズの結果だって、見方が甘いと言わざるを得ません。一番パ・リーグが苦しんだのは1993年からの10年間ですが、そのときの日本シリーズの結果は以下のようなものです。
1993年 ヤクルト 4-3 西武 1994年 巨人 4-2 西武 1995年 ヤクルト 4-1 オリックス 1996年 オリックス 4-1 巨人 1997年 ヤクルト 4-1 西武 1998年 横浜 4-2 西武 1999年 ダイエー 4ー1 中日 2000年 巨人 4-2 ダイエー 2001年 ヤクルト 4-1 近鉄 2002年 巨人 4-0 西武
これを見て、パ・リーグの2勝8敗というところにしか目が行かないのは、浅はかと言わざるを得ない。正しくは以下のように解釈するべきです。
西武 :0勝5敗 それ以外:2勝3敗
そう、弱かったのはパ・リーグではなくライオンズだったのです!