ねことくまとへび

東日本大震災から1年が過ぎました。1年が過ぎたと言っても、未だに仮設住宅で避難生活を送っている方々もいますし、瓦礫の処理も進んでいないために復興のスタートラインに立つことができない場所もあります。まだまだ道のりは長そうではありますが、私もできることをできる範囲で協力していきたいと思います。

この一年を振り返ってみると、あまりにも自分の無力さを痛感した一年でありました。今回の震災ではソーシャルメディアが大きな注目を集めました。大げさではなく、IT技術者が人の役に立つことができる時代がきているというのに、俺はいったい何をやっているんだろうと。日常の業務では、せいぜい会社を潰さないための日銭を稼ぐくらいで、誰かの役に立つことはほとんどできません。

……ほとんど役に立たないシステムを作って金をもらうって、やっぱりSI業界ってちょっとおかしいよな。

今まではSI業界のあり方に疑問を抱きつつも、まぁ生きていくってのはこんなもんだろう、ぐらいの気持ちで日々を過ごしていたのですが、去年あたりから勉強の範囲を広げるようになりました。勉強といっても、その道のプロからすれば子供の戯れ程度にしか見えないでしょうが、今までは日常業務に直接関わることしか学ぼうとしていなかったので、自分の中では大きな進歩であると思っています。そのうちこのブログでもそういうことがアウトプットできればいいなー。

ところで、勉強を始めるのに遅すぎるということはないと信じていますが、それでもやはり、20代のころよりも記憶力が衰えていることを痛感しています。みんな、勉強を始めるなら早いほうがいいぜ！