【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第6回戦】
(2013年5月3日:福岡 ヤフオク!ドーム)
埼玉西武 0 0 0 0 0 1 0 4 1 0 0 6
福岡ソフトバンク 2 0 0 0 0 3 0 1 0 0 1x 7
[勝] 藤岡 3勝0敗0S
[敗] ウィリアムス 0勝1敗2S
[本塁打]
8回表 浅村 3号 満塁 (森福)
8回裏 吉村 2号 ソロ (大石)
1回裏、今宮の犠牲フライ、吉村のタイムリーで今日もホークスが初回に先制します。
ライオンズは5回に大崎のセカンドゴロの間に1点を返しますが、直後に涌井が炎上。細川、本多、長谷川の3連続タイムリーで3点を失います。2アウトランナーなしからの5連打はちょっともったいなかった。
ライオンズが反撃に転じたのは8回表、こちらも2アウトランナーなしからでした。栗山、代打熊代の連打とヘルマンのフォアボールで満塁とすると、浅村がレフトスタンドへ起死回生の同点弾! 苦しい展開のゲームを振り出しに戻しました。
ホークスはその裏、吉村のホームランでいったんは勝ち越しますが、ライオンズは9回に秋山のタイムリーで再び同点に追いつきます。1アウトからバントで送る執念を実らせ、試合は延長戦に突入しました。
決着がついたのは10回裏。先頭のペーニャがヒットで出塁し、送りバントと敬遠で1アウト一二塁となったあと、長谷川が三遊間をしぶとく破ってホークスがサヨナラ勝ち。ライオンズは今シーズン初めての同一カード3連敗となりました。
1番片岡と9番金子は逆のほうがいいんじゃないかとか、そろそろスピリーを4番で使い続けるのは限界なんじゃないかとか、色々と言いたいことがないわけではありませんが、片岡やスピリーをどこまで我慢するかは監督の考え方次第ですし、もう少し温かい目で見守ってあげたいと思います。
とはいえ、今年も条件反射のように炭谷に代打上本を出すのだけは納得がいきません。今年の炭谷は好調ですし、上本は不調を極めています。守備力を考えてもこの選択は意味不明と言わざるを得ないし、純粋に攻撃力だけを見てもやっぱり意味不明と言わざるを得ません。動くのも采配ですけど、動かないのも采配ですよ。