【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第8回戦】
(2013年5月5日:西武ドーム)
北海道日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
埼玉西武 0 2 0 0 0 0 0 0 x 2
[勝] 菊池 4勝1敗0S
[敗] 武田勝 1勝1敗0S
[本塁打]
2回裏 坂田 4号 ソロ (武田勝)
ライオンズ先発の菊池は立ち上がりに苦しみました。しかし、初回の1アウト一二塁、2回の2アウト満塁のピンチを凌ぐと、3回以降は別人のようなピッチングに変わります。援護は2回の2点に終わったものの、その2点を守り切って今シーズン2度目の完封勝利を挙げました。
打線は10安打を放ち何度もチャンスを作ったものの、2回の坂田のホームランと、相手エラーによる2点止まり。秋山、ヘルマンといった絶好調の選手がノーヒットで打線が分断されてしまいました。とはいえ、毎日毎日打ち続けるのも無理ですし、こんな日もあるでしょう。
しかし、今日の坂田のホームランは本当にお見事でした。インコースのボールを引っ張ってライトスタンド中段へ。あのコースの球を引っ張ってもファウルにならないということは、本当に調子がいいんでしょうね。
また、打つほうではタイミングの合っていなかった秋山も、9回表の守備でセンターへの大飛球を背走しながらつかんでおり、守備では大きな貢献をしています。あれが抜けていれば1アウト一塁ではなくノーアウト二三塁ですから、完封どころか勝利も危うくなるところでした。お立ち台には呼ばれませんでしたが、今日のヒーローの一人だと思います。