【埼玉西武 vs 東北楽天 第17回戦】
(2013年8月18日:西武ドーム)
東北楽天 2 0 1 1 0 1 3 3 0 11
埼玉西武 0 6 1 1 0 0 0 0 4x 12
[勝] 増田 2勝2敗0S
[敗] ラズナー 1勝2敗17S
[本塁打]
2回裏 ヘルマン 2号 満塁 (ダックワース)
4回裏 浅村 22号 ソロ (菊池)
7回表 松井 9号 3ラン (岡本洋)
8回表 マギー 21号 3ラン (ウィリアムス)
ライオンズ先発の岸は調子が今ひとつでした。初回、銀次の2点タイムリーでイーグルスが先制を許すと、逆転してもらったあとも3回、4回と失点を重ね、5回4失点という内容で降板。一応勝ち投手の権利は手にしたままでしたが、ここ最近では見られないくらいボールが高めに浮いていました。
一方、打線はあっさりとダックワースを攻略しました。2点ビハインドの2回裏、満塁から炭谷、鬼崎のタイムリーで同点に追いつくと、ヘルマンのグランドスラムでこの回6点目。3回にも鬼崎のタイムリーが出てダックワースをノックアウトしました。
4点のリードを持って継投に入ったライオンズですが、リリーフ陣が踏ん張りきれません。6回に高橋のワイルドピッチで1点を失うと、7回には岡本洋が松井に3ランを浴びて同点に追いつかれます。さらに8回にはウィリアムスがマギーに一発を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
直後の8回裏、ライオンズはヒットとフォアボールで2アウト一二塁というチャンスを作ったものの、秋山の代打スピリーが三振に倒れて得点ならず。確かに相手ピッチャーが左の長谷川でしたし、このところ秋山の調子が悪いのは確かですが、今日2安打の秋山を代えて、よりによってその代打がスピリーだったのは本気で意味がわからない。
こんな感じで私は8回終了時点で完全に諦めていたのですが、選手は諦めていませんでした。
9回裏、大崎、代打熊代、炭谷の3連打でノーアウト満塁のチャンスを作ると、今日大活躍の鬼崎がフォアボールを選んでまず1点。続くヘルマンがライト前に運んで1点差。渡辺が6-2-3のゲッツーに倒れて流れが途切れかけましたが、続く栗山がライト前にはじき返して二者を迎え入れて逆転サヨナラ! 昨日に続いてのサヨナラ勝ちです。
とはいえ、サヨナラ勝ちはお見事なのですが、昨日も今日も反省点がいっぱいの試合です。喜ぶばかりでなく、悪いところはきっちり修正して今後の試合に臨んでほしいと思います。特に首脳陣。