2015/05/14(木)終盤の粘りもあと一歩及ばず
【北海道日本ハム vs 埼玉西武 第7回戦】 (2015年5月14日:札幌ドーム) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 北海道日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 2 x 2 [勝] 大谷 6勝0敗0S [S] 増井 0勝0敗8S [敗] ルブラン 2勝4敗0S
ライオンズ先発のルブラン、ファイターズ先発の息詰まる投手戦が繰り広げられました。これぞ首位攻防戦という緊迫感のあるゲームです。予告先発を見た時点で半分諦めていたのですが、ここまでいいゲームになるとはw
ルブランはフォアボール絡みで何度かピンチがあったものの、粘り強く投げてゼロを並べます。対する大谷はちょっと打てないなという感じで、2度あった得点圏のチャンスも下位打線に回ってきてものにすることはできません。
先に点を失ったのはルブランでした。8回裏、2アウト一二塁からハーミッダのタイムリースリーベースで2点を先制されます。2アウト二塁から中田を敬遠し、ハーミッダと勝負したのが結果的には裏目に出ましたが、あの場面で中田よりハーミッダ勝負を選択した判断はそれほどおかしなものではありませんし、また、あそこまで頑張ってきたルブランを責める気にもなりません。
終盤に先制を許したライオンズですが、9回に粘りを見せました。先頭の秋山が粘って粘ってフォアボール。続く栗山が三振に倒れたあと、浅村のタイムリースリーベースで1点差と詰め寄ります。浅村のスリーベースは2点差の9回表1アウトという、突っ込むべきではない場面でダイビングを試みたライト浅間のボーンヘッドのおかげということもありましたが、それでも大谷をマウンドから引きずり下ろしました。
ファイターズの2番手は守護神の増井。もちろんやっかいな相手なのですが、今日の大谷と比べてしまうと与しやすいと感じてしまうところがありました。クリーンアップもその増井の球をきっちりとらえます。しかし、中村の打球は痛烈な当たりだったのもの前進守備のショート正面のライナー。メヒアの打球もいい当たりでしたがライトの浅間のダイビングキャッチに阻まれゲームセット。あと一歩及びませんでした。
破れはしましたが、首位攻防3連戦を2勝1敗と勝ち越して終えることができました。「2戦目は佐野、3戦目は相手が大谷だから、1戦目の十亀くじが外れなら3タテを食らうかもなぁ」と思っていた戦前の見込みを考えれば上出来と言えるでしょう。明日からは福岡に移ってホークスとの3連戦。大事な試合が続きますが、明日の牧田には頑張っていただきたいところです。