2015/06/10(水)負けるべくして負けた
2015/06/10 23:16
【埼玉西武 vs 広島東洋 第2回戦】 (2015年6月10日:西武プリンスドーム) 広島東洋 0 0 0 1 0 3 0 0 0 4 8 埼玉西武 0 0 0 2 0 0 0 2 0 0 4 [勝] 中田 1勝0敗0S [敗] 増田 1勝3敗0S [本塁打] 4回表 菊池 5号 ソロ (野上)
ライオンズ先発の野上は序盤3回までパーフェクトで立ち上がりましたが、4回、菊池のホームランで先制を許します。ライオンズはその裏にセラテリの2点タイムリースリーベースで逆転に成功しますが、6回、2アウト二塁からエルドレッドを敬遠気味に歩かせたところで野上は降板。
しかし、2番手の武隈が誤算でした。代打小窪にフォアボールを与えて満塁とすると、続く田中の走者一掃タイムリーツーベースで逆転を許してしまいます。
とはいえ、好調のライオンズ打線も粘ります。8回に森のエラーに見えなくもないラッキーなタイムリーツーベースで1点差に詰め寄ると、代打脇谷のタイムリーで同点に追いつきます。
しかし、一つ苦言を呈するとすれば、1アウト一二塁で始まった脇谷の打席でパスボールがあって、二塁ランナーのセラテリが三塁に進んだのですが、一塁ランナーの炭谷は一塁のまま。ここで二塁に行っていてくれれば脇谷のヒットで勝ち越せたかもしれませんし、もし還れなかったとしても、次の秋山が外野フライでも良くなったわけで……。
さらにライオンズは9回、浅村、中村の連打でノーアウト一二塁としますが、続く渡辺の送りバントがキャッチャーゴロとなり、2-5-3のダブルプレイ。森くんが敬遠されたあと、セラテリが三振に倒れてサヨナラはなりませんでした。
こうなると流れは完全にカープで、延長10回、新井のタイムリーと田中の満塁走者一掃のタイムリーツーベースで4点を失い勝負は決しました。田中は今日6打点です。
これでライオンズの連勝は4でストップ。決められるとき、決めるべきときに決められないとこうなるよね、というゲームでした。