2015/06/11(木)今シーズン初めてのサヨナラ勝ち
【埼玉西武 vs 広島東洋 第3回戦】 (2015年6月11日:西武プリンスドーム) 広島東洋 2 0 2 0 0 0 0 0 0 4 埼玉西武 3 0 0 1 0 0 0 0 1x 5 [勝] 高橋朋 1勝0敗17S [敗] ヒース 0勝3敗4S [本塁打] 3回表 エルドレッド 5号 2ラン (岸)
復帰後2試合目の登板となった岸。今回は前回と違い、かなり調子が悪かったように見えました。初回に新井の犠牲フライと鈴木誠のタイムリーで2点の先制を許し、逆転したあとの3回にはエルドレッドのホームランで再逆転を許します。結局、5回を6安打4失点で降板。もともとカープは相性が悪い相手ではあるのですが、かなり苦しんだ登板となってしまいました。
打線のほうは、1回裏、中村の犠牲フライ、メヒア、森の連続タイムリーでいったんは逆転。4回には栗山のタイムリーで同点に追いつきました。カープの先発が今シーズン初登板、しかも2年ぶりの登板となる武内ということで、初物に対する弱さを発揮してしまうことを危惧していたのですが、初回からいい攻撃ができていたと思います。
中盤以降は両チームのリリーフ陣が踏ん張ってゼロが積み重なり、迎えた9回裏。先頭の代打大崎がヒットで出塁すると、秋山のところでエンドランがかかってこれが進塁打になり1アウト二塁。栗山が敬遠気味に歩かされて塁が埋まると、続く浅村の打球はショート正面のゴロとなり、これはカープの思惑どおりのゲッツーか……と思ったところ、二塁ランナーの田代が打球に当たってインターフェアとなり、2アウト一二塁で再開となりました。
本来であれば田代のプレイは走塁ミスと言われても仕方がないところでしたが、結果的にゲッツーを防いだ上に、打者の記録はヒットになるために浅村の打率も上がるという、実に素晴らしい働きということでTwitterの私のタイムラインのライオンズクラスタは大絶賛。現金なものですw
さて、2アウト一二塁となったあと、中村がフォアボールを選んで満塁とチャンスを広げます。続くメヒアは外を上手く攻められて追い込まれますが、6球目を左中間に運んでサヨナラ勝ち。ライオンズは今シーズン初めてのサヨナラ勝ち、そして、メヒアにとっても来日初のサヨナラ打だそうです。
さて、これで交流戦はスワローズとの3連戦を残すのみとなりました。残り3試合、いい形で締めくくれるよう頑張ってください。