2015/06/13(土)楽勝ムードだったはずなのに
2015/06/13 19:54
【埼玉西武 vs 東京ヤクルト 第2回戦】 (2015年6月13日:西武プリンスドーム) 東京ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 4 0 4 埼玉西武 4 0 0 0 2 0 0 0 x 6 [勝] 菊池 3勝2敗0S [S] 高橋朋 1勝0敗18S [敗] 石川 4勝6敗0S [本塁打] 1回裏 メヒア 11号 3ラン (石川)
ライオンズは初回、秋山の今シーズン100本目のヒットと栗山のヒットでチャンスを作り、中村のタイムリーツーベースで1点を先制すると、続くメヒアのホームランで初回から一挙に4点を先行します。このホームランは130メートル飛ばすものすごい当たりでした。そろそろメヒアは完全に目覚めたと信じても良さそうな気がします。
そのメヒアは5回にも2点タイムリーを放ち、6-0と大きくリードを広げます。ライオンズ先発の菊池の調子は良かったですし、これでほぼ決まりかと思いました……が。
菊池は7回までスワローズ打線をノーヒットに抑えていましたが、8回先頭の代打田中浩にセンター前に上手く運ばれ、ついに初ヒットを許してしまいます。そして、ライオンズベンチはこの時点でスパッと2番手のバスケスにスイッチ。菊池が田中に打たれたのが140球目ですから、ノーヒットが続く限りは投げさせるけど1本でも打たれたら代えると決めていたのでしょう。
ただ、そのバスケスがピリッとせず、代打ユウイチのツーベースでピンチを広げると、山田のタイムリー内野安打、川端の2点タイムリーでじわじわと追い上げられます。さらに3番手武隈も雄平にタイムリーを浴びてついに2点差。楽勝ムードだった試合ですが、結局増田を出さざるを得ない展開になりました。
相手打線に勢いが行っている厳しい状況でしたが、増田は荒木をショートゴロに打ち取りピンチをしのぎます。お見事。そして9回は高橋朋が三人斬りで締め、3年ぶりの交流戦勝ち越しを決めました。さすがに今日の展開で落としていたらダメージが大きいので、かなりグダグダではありましたが逃げ切れて良かった。