ねことくまとへび

他球団の人事について色々と言いたいこともあるのですが、戸惑いより怒りのほうが大きくて、ちょっとまともな文章になりそうにないので、今日は我らがライオンズの話題にしておきます。

西武浅村に土井、清原らの伝統背番号「３」検討 - 野球 : 日刊スポーツ

他紙を見てみると、この「球団幹部」というのは、みんな大好き鈴木葉留彦本部長のようです。つまり、この球団幹部とやらの判断は間違っていると考えて差し支えありません。

浅村の今シーズンの成績が少し物足りないものであったのは確かです。しかし、それは浅村への期待度が高いからであり、全然駄目な数字だったわけではありません。少なくとも、ある意味では現場以上に低迷の責任がある鈴木本部長に非難する資格はありません。

そもそも、「技量や品格」という主観的な指標を出していますが、浅村の技量が玉野やマクレーンより劣るというのでしょうか。また、麻雀賭博、パチンコ営業、生まれちゃった婚などの面々より浅村の品格が劣るというのでしょうか。

いい番号を与えることで、浅村のモチベーションが上がるのであれば、それでいいではないですか。二軍選手がワガママを言っているわけでもないのに、なぜ勝手に背番号3を神聖化してここまで渋るのか分かりません。

背番号なんてただの数字、とまでは言いませんが、必要以上に権威付けするのも間違っています。格式とか権威とかでがんじがらめになった結果、不可思議な人事が起こってしまった他球団のニュースを見ると、特にそう思ってしまいます。