2016/04/11(月)カード一巡

2016/04/11 21:24

昨日で対戦カードが一回りしました。

先発ローテーションに関しては、非の打ち所のないのが岸、よく頑張っているのが菊池、とりあえずは及第点なのが野上、なんとも評価に困るのがバンヘッケン、一から調整をやり直してほしいのが十亀、といったところでしょうか。十亀もバンヘッケンも登録を抹消されていませんから、もう一度チャンスはもらえると思います。次回こそお願いしますよ、本当に。

リリーフ陣については、牧田は素晴らしいの一言で、武隈もいい仕事をしていますが、それ以外の面々は評価が難しいところです。高橋朋は、初登板以降は失点こそしていませんが、真ん中近辺に球が集まってしまうことが多く、まだまだ本調子には遠そうな印象を受けました。増田もちょっと危なっかしい場面が目立ち、現時点では8回、9回を安心して見ていることができません。

炎上が続いていた郭、C.C.リーは、昨日久しぶりに無失点に抑えました。というより、郭は今シーズン初めての無失点です。このあたりのピッチャーがある程度やってくれれば、リリーフのやりくりもだいぶ楽になるのですが。というか、このあたりがしっかりしていないから牧田に負担がかかってしまうのですが。

打線に関しては、やはり育てながら勝つというのは非常に難しいのだということを思い知らされました。開幕スタメンには坂田、外崎、山川が名を連ねましたが、たった13試合で2人が脱落。明らかに精神的にやられてしまった雰囲気で、泣きそうな顔で守備についていた山川は論外としても、外崎も固定できていないのは痛い。打率を見れば打てていないのは確かですが、脚という武器がありますし、そもそもほかのショートも大して打てるわけではありません。将来を見据えて、もう少し我慢して使ってもいいような気がします。

レギュラー陣については、多少の波はあるものの、昨年の栗山、メヒアや一昨年の秋山のような絶不調の選手はいません。そしてそんな中、炭谷さんのバッティングが実に素晴らしい。いえ、2割6分台で素晴らしいと言ってしまうのもどうかとは思いますが、1番に秋山がいることを考えると、下位打線が自動アウトでないことは大きなプラスになります。この調子で頑張ってほしいものです。