ねことくまとへび

【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第4回戦】
（2018年4月20日／メットライフドーム）

千葉ロッテ  1 0 0  1 1 0  0 2 3  8
埼玉西武　  0 0 0  0 0 3  0 6 x  9

[勝] 菊池 4勝0敗0Ｓ
[敗] 松永 0勝1敗0Ｓ

[本塁打]
  1回表 中村  2号 ソロ　 （菊池）
  4回表 井上  3号 ソロ　 （菊池）
  6回裏 外崎  2号 ２ラン （大谷）

ライオンズ先発の菊池は初回、2アウトから中村のホームランで先制点を献上。4回には井上のホームラン、5回には三木のタイムリーで追加点を許します。

ライオンズ打線は5回までボルシンガーの前に3安打に抑えられていましたが、6回、先頭の源田がツーベースで出塁すると、続く浅村のピッチャー返しがボルシンガーに直撃。ボルシンガーがやや慌てた一塁送球が悪送球になって源田がホームインして1点を返します。そしてボルシンガーはここで物理的にノックアウトとなります。かなり痛そうにしていましたが大丈夫ですかね……。

緊急登板となった大谷の前に山川、森があっさり2アウトを取られますが、6番の外崎がセンターバックスクリーンにたたき込んで3-3の同点に追いつきます。

菊池は6回、7回と三者凡退に抑えており、球数的にもそれほど多くない（というか菊池にしては少ない）状況だったのですが、8回に突如崩れました。フォアボール2つとデッドボールで2アウトながら満塁とされると、井上のバットを折りながらもライト前に運ばれ2点の勝ち越しを許しました。しかもこのとき折れたバットが左足を直撃して、いったんベンチに下がります。

こちらも物理的ノックアウトかと思われましたが、続投。鈴木にフォアボールを与えたあと、清田のライト前の当たりを外崎が飛び込んでつかみ取る超ファインプレイでどうにか後続を断ちました。

その裏、1アウト満塁から、外崎のショートゴロが6-4-3と上手く渡らずに一塁悪送球で二者生還。同点に追いつきます。中村がフォアボールでつなぎ、続く炭谷のところで代打栗山が登場し、一二塁間を破るタイムリーで勝ち越しに成功。さらに金子侑のショートゴロを藤岡裕が悪送球してもう1点。秋山の2点タイムリースリーベースでこの回一挙に6点を挙げました。

9回は増田が荻野のタイムリースリーベース、代打平沢の2点タイムリーを浴びて1点差まで詰め寄られましたが、最後は鈴木をサードゴロに打ち取りゲームセット。どうにか逃げ切りました。このサードゴロもバウンドが変わる難しい打球でしたが、サードに回っていた外崎がよく押さえました。今日は外崎に尽きると思います。