2020/08/15(土)迷走
2020/08/15 23:45
【埼玉西武 vs 東北楽天 第10回戦】 (2020年08月15日/メットライフドーム) 東北楽天 0 0 0 0 0 0 0 2 1 0 3 埼玉西武 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 [本塁打] 1回裏 メヒア 6号 2ラン (塩見) 8回表 辰己 6号 ソロ (ギャレット)
先発の松本は7回を1安打無失点とほぼ完璧なピッチングでした。残念ながら勝ちはつきませんでしたが、これが復調へのきっかけになってくれると嬉しいです。
3点リードを守れなかった直接の原因はギャレットの2失点と増田の1失点ですが、これまで0点台の防御率で抑えていたセットアッパーとクローザーがたまたま失点したからと言って責めるつもりはありません。この2人と(今日は抑えましたが)平良が打たれたのなら仕方がないよ。
勝負のポイントはむしろ7回と9回でしょう。7回裏ノーアウト一塁で送りバントに失敗した木村には猛省を促したい。ランナーはスパンジェンバーグなのだから、多少良くないバントでも問題なかったにもかかわらずにキャッチャーフライ。続く金子のヒットでチャンスが広がり、高木のゲッツーでチャンスが潰えたために目立っていませんが、きちんと送れていれば貴重な追加点が入っていた場面でした。
一方、9回裏の1アウト一塁で木村が送りバントを決めましたが、この状況でバントのサインを出した首脳陣にも猛省を促したい。次の金子のヒットに賭けるくらいなら木村に代打を出すべきで、ベンチには切り札と言える栗山が残っていました(本音は完全休養としたいところだったと思いますが)。
そもそも、バントをしたいのならノーアウト一塁の時点でスパンジェンバーグに送らせるべきで、バントに不安があるのならピンチバンター岡田でも良かったわけです。ちょうど森に代走を出した直後で岡田の出場は確定していましたし、スパンジーのあとのサードには代走の山野辺が入れば良かったわけで。
なんというか、こうやって勝てるはずのゲームを引き分けに持ち込まれると辛いですね……。