2021/06/03(木)よく追いついたけど
【読売 vs 埼玉西武 第3回戦】 (2021年06月03日/東京ドーム) 埼玉西武 0 0 0 0 0 1 1 0 2 4 読売 1 2 0 0 1 0 0 0 0 4 [本塁打] 2回裏 炭谷 1号 2ラン (内海) 5回裏 中島 3号 ソロ (與座) 6回表 森 8号 ソロ (サンチェス) 7回表 川越 1号 ソロ (鍵谷)
ライオンズ先発の内海は初回に中島のタイムリーで先制を許すと、2回には炭谷に一発を浴びて2回3失点で降板。全盛期の球威がないのは仕方がないのですが、移籍してきた直後ほどのコントロールもなく、これではかなり厳しいと言わざるを得ません。あれだけの実績を残した選手なので、まだ終わって欲しくはないのですが、もう一度立て直すことはできるでしょうか……。
2番手の與座はランナーを出しながらも踏ん張っていたものの、5回に中島に一発を浴びてリードを広げられてしまいました。先発が内海で炭谷と中島にホームランが出ているのにジャイアンツがリードという、10年前では想像できない展開で試合は後半に入ります。
6回表、先頭の森のホームランで1点を返すと、山川のヒットと愛斗のツーベースで2アウトながら二三塁のチャンスを作りました。ここでジャイアンツは先発のサンチェスを諦めて大江を投入。スパンジーが三振に倒れてチャンスは潰えました。ここで代打中村を使えないということは、代打ならともかくまだ守らせられないってことですよね……。
7回には代打川越のホームランで2点差に詰め寄りますが、9回も先頭のスパンジーがフォアボールで歩いたものの、代打メヒア、代打岡田が倒れて2アウト。しかし、ここから粘りを見せました。岸のヒット、森のフォアボールで満塁とすると、栗山のセンター前タイムリーで同点に追いつきます。さらに山川も三遊間深いところへの打球を放ちましたが、二塁が間一髪アウトで勝ち越しはなりませんでした。
二塁アウトは微妙なタイミングで、辻監督からのリクエストがあったものの覆らず。まぁ、アウトでしたね。「ジャンパイア」がTwitterのトレンドに上がる一方で、私のタイムラインはほぼアウトで見解が統一されていたので、やはりフォローする人はしっかり選ぶべきだと思いました。センターからのスロー映像を見てまだセーフだと思うのは勝手だけど、それを外に向けて発信するのはやめてくれ。恥ずかしいから。
結局、9回裏を平良が抑えてこのカード2つめの引き分け。負けを覚悟したところから追いついたという意味では悪くないのですが、9回表は一塁ランナーの熊代が急ブレーキのかかった下手なスライディングをしていなければ内野安打で勝ち越していただけに、複雑な気分の残る引き分けとなりました。