2006/07/10(月)オールスターとコピペは違うと思う監督ランク五段のBBH日記

2006/07/10 25:01

BBHが混んでいたので、とりあえず飯でも食おうかとC&Cに行ったらバステトさんとバッタリ。そのまま一緒にカレーを食べた後、SPOT21に戻って試合開始! かいしっ!

……だったんですが、相手のオーダーを見て何かが切れました。赤星、井端、谷、金本……もううんざりだ。

今まではランナー無しの場面でのバントシフト、ゲッツーシフトは、センターガエシーズに有効であると知っていながら「現実の野球ではありえない」という理由で採用しませんでした。でも、これからは違います。あんたらがドンジャラをやりたいだけであって野球ゲームをやるつもりがないというのであれば、俺もそれに応じてやる。

で、ぶち切れて守備時に動いて動いて動きまくった結果、1-0の完封勝ち。勝ち投手は皆さんのご想像の通り、うちの実質エースの大沼です。ちなみに采配ポイントはプラス72。ハマりまくるとこんなにもらえるんだ……。

というわけで、これからもコピペ打線相手の場合は「野球」にこだわらないことにします。今日みたいに上手く行くとは限りませんけど、今までのように、なす術もなく敗れるケースは減るでしょうから。

しかし、コピペ打線に当たるのはいつものことなのに、今日に限って何でここまで頭に血がのぼったのかよく分かりません。疲れてるんでしょうか、まだ月曜日なのに。

ところで、今回もまた少しオーダーを入れ替えて見ました。

8 赤田将吾    (新黒)
4 高木浩之    (旧白)
7 和田一浩    (旧黒)
3 カブレラ    (新SP)
D 貝塚政秀    (旧黒)
6 中島裕之    (旧黒)
5 石井義人    (新SP)
2 細川亨     (旧白)
9 小関竜也    (旧黒)
 
控 野田浩輔    (旧白)
控 GG佐藤    (旧黒)
控 上田浩明    (旧白)
控 フェルナンデス (旧黒)
控 佐藤友亮    (旧黒)
控 大島裕行    (旧白)
 
先 西口文也    (旧SP)
先 松坂大輔    (新SP)
先 帆足和幸    (新黒)
先 大沼幸二    (旧黒)
先 涌井秀章    (旧白)
中 長田秀一郎   (旧白)
中 田崎昌弘    (旧黒)
中 星野智樹    (新黒)
中 森慎二     (旧黒)
抑 豊田清     (旧SP)

チャンスメーカーの能力を買って小関を9番に。ここで出塁できれば、赤田が送って高木浩、和田のタイムリーで得点というパターンができます。また、左が続くのを嫌って6、7番を入れ替えました。バステトさん曰く「どうせキラ厨は相手バッターの左右なんか見ないでリリーフを決めてきますよ」とおっしゃっていましたが、まぁ、気分の問題です。

2006/07/09(日)悲願達成

2006/07/09 26:21

板橋大会に参加してきました。結果は準決勝敗退。ただ、準決勝では芸能、芸能、学問というセットながら、2位とは1点強の差に食らいつくことができました。

1点差でも負けは負けですし、それが自分の実力であると謙虚に受け止める必要はあると思いますが、苦手セットで強豪相手でも「あわや」というところまで行けたのは自信になりました。この自信を今後に繋げていきたいと思います。

で、そんなことよりですね。今日の2回戦のスポラン1で100点を出すことができました! 初めて大会に参加した賢竜杯IIから1年、いくつもの大会に参加し、何セットものスポラン1を経験してきましたが、100点を出せたのは今回が初めてです。チョー嬉しいかもー。

しかし、数えてみたらかなりのセット数なんですよね、大会でのスポラン1って。

  1. 賢竜杯II(自分2、相手1)
  2. 第1回水銀杯(自分1)
  3. 第2回水銀杯(自分2)
  4. 9月エルロフト大会(自分2、相手2)
  5. 第3回水銀杯(自分2)
  6. 第4回水銀杯(自分1)
  7. 第5回水銀杯(自分1)
  8. 第1回大宮オリンピア大会(自分1)
  9. 5月板橋大会(自分1)
  10. 第2回ソラリス大会(自分2)
  11. 6月板橋大会(自分1)
  12. 第3回ソラリス大会(自分3)
  13. 7月板橋大会(自分3)

賢竜杯II、第5回水銀杯、6月の板橋大会は、緑が可能であった連想、並べ替えで16.66が取れずに100点を逃しています。「ミスをしなければ100点を取れる」という問題セットが来たのは今回で4回目だったのですが、ようやくモノにすることができました。感無量です。

2006/07/08(土)でも同じフロアのダーツで大騒ぎされるのはちょっと厳しい賢者伍段のQMA3日記

2006/07/08 26:27

朝一で病院に行ってから、町田キャッツアイに出て全国大会をガッツリ。200円3クレなので財布に優しいです。そして何より、同じフロアにBBHがあるのが素晴らしい。これでスポラン2や芸能や学問でいぢめられてヘコんんだ後、キラ厨にいぢめられてトドメを刺されることができます。なんだそりゃ。

全国大会のほうは39人抜きで止まりました。しかも、よりによってセ・リーグの新人王順番当てを落として負け。もうちょっと粘着する予定だったのですが、完全に心が折れてトナメに移行しました。明日も「やるっきゃないっ!」と言いながら一瞬こちらを向いた時のルキアたんの笑顔を見るためだけに何クレかやると思いますが、基本的にはもう終了でしょうね。

トナメでは何人かの方に足の心配をしていただきました。お礼ができたこともありましたが、後にタイプ系問題が出なかったケースもあったので、この場でお礼の言葉を延べさせていただきます。ありがとうございました。心が温まりました。

さて、明日ですが、足が大丈夫なようなら板橋に行ってワースタ'96を……もとい、QMAの大会に参加する予定です。あ、ワースタもやりますよ。ジャクソンとか名前を見るだけでハァハァしますから。

足が痛むようなら、家で首位攻防戦を見ながらハァハァする予定です。それにしても、今日の松坂のピッチングは凄かったですね!

2006/07/08(土)続・阪神電鉄と阪急ホールディングスの経営統合

2006/07/08 26:07

昨日*1の続きです。釣り糸を垂らしておいたら、バステトさんからフォローをいただきました。ありがとうございます。勉強になりました。

http://d.hatena.ne.jp/technocat/20060707/p3

ろくに検討もせずに現状を貫こうとするプロ野球界も異常ですが、なんでもかんでも「サッカーの手法は素晴らしい! プロ野球も取り入れるべきだ!」と叫ぶスポーツマスコミも無知である……ということなんでしょうね。なんかこう書くと身も蓋もありませんし、救いようがなく見えますけど。

プロ野球はもともとビジネスとして出発していないので、そこにビジネス的な手法は持ち込みにくい、ということでしょうね。出発点が悪い、と言われればその通りかもしれませんが、それはもう過去の話です。過去を反省することは大切ですが、過去の過ち*2を遡ってやり直すことはできません。現状を改善するためには、現状に対する対策を行うことしかできないのです。

「今すぐ全球団上場しろよ!」と思ってしまいました。

いや、近鉄が2004年に公開したデータなんて酷いもんだったじゃないですか。専門家からもツッコミが入っていましたが、私のような素人が見ても「億単位で赤字削れないか、これ?」と思うような支出項目でしたし*3

資本主義的競争云々は別にして、無駄をなくすための厳しい目に晒すためという意味では、株式上場もいいのかもしれませんね。まぁ、「厳しい目に晒す」というだけであれば、何も上場しなくても「経営状態の公開を義務付ける」というルールを作ればいいんですけど。

さて、「俺はおっぱいおっぱい言ってるだけじゃないんだぞ。真面目な文章も書けるんだぞ」とアピールしようと思って昨日今日の文章を書きましたが、結局まとまりのない文章になってしまいました。むしろ構成力がないお馬鹿であることをアピールしてますね。駄目じゃん。

*1http://d.hatena.ne.jp/silence1998/20060707#1152286936

*2:過ちと言い切ってしまうのも違うような気がしますけどね。ビジネスとして運営されていたら、ここまでプロ野球が大きな娯楽にはならなかったと思いますし。

*3:選手の総年俸よりもはるかに人件費が多いとか。誰の給料だよ、それ。

2006/07/07(金)阪神電鉄と阪急ホールディングスの経営統合

2006/07/07 24:42

野球ネタに釣られて、フォーキーさんのブログにコメントを書こうと思ったのですが、あまりにも長くなったのでこちらに書くことにします。ほらそこ、首位攻防戦惨敗で現実逃避して長文書いてるとか言わない!

http://bara.seesaa.net/article/20391441.html

いろいろ気になって調べてみたら、横浜ベイスターズの筆頭株主がTBSになった時は30億円の支払いは発生していないのに、今回は親会社が変わらず、親会社の株主が変わっただけで30億円なんですね。

阪神の30億円 [フォーキー★カーニバル:2006-07-07

私もお子ちゃまなので的外れなことを言っているかもしれませんが……。

今回の件に関しては、その違いがあるからこそ30億円が発生したと思っています。「球団の親会社を買収すれば、球団自体を買収しなくても金銭的リスク無しに球団を保有できる」という前例を作りたくなかった、というのが他チームのオーナーの思惑でしょう。しかも、TBSが親会社になった当時は「加盟料」であって「預かり保証金」ではありませんでしたし。

ただ、そもそもこの保証金制度というものが必要なのかどうか、という疑問もあります。「球団の親会社は、球団を長期間保有しなければならない」という前提自体が正しいのか否かという疑問です。この疑問に対しプロ野球ファンなら「長期間持ってもらわなきゃ困るだろ」と答えるでしょうが、よくよく考えてみれば、別に親会社がコロコロ変わったところで、球団自体に大きな影響が起こるわけではないんですよね……健全な経営をしていれば。

2004年のオリックス・近鉄の合併騒動の時にも話題になりましたが、日本のプロ野球は全試合が満員になっても黒字にならないチームがほとんどだそうです。つまり、球団を維持するためには親会社の金銭的なサポートが必須になります。ですから、そのサポートができない企業に球団を持たれると困ってしまうわけです。

この件に関しては「Jリーグを見習って身の丈に合った経営をしろ」ということを言う方が多いです。それは正論です。しかし身の丈に合った経営を今から始めると、おそらく年俸の大幅減額、高額選手の解雇が相次ぐでしょう。選手会がそれを受け入れるとは思えませんし、それで選手がメジャーに流れてもファンは失望すると思います。もう簡単には引き返せないところまで来てしまっているんですよね、残念ながら。

経営と所有の分離など、現代の資本主義と軌を一にしようとしないプロ野球業界。いいじゃん、球団の株なんて誰が持っても。もちろん上場しても。逆に、体力のなくなった会社が球団を保有し続けることの方がよっぽど問題なわけで。近鉄バファローズのことを忘れたとは言わせません。

阪神の30億円 [フォーキー★カーニバル:2006-07-07

先ほどの正論に基づいた意見としては、誰が球団を保有しようと特に問題は発生しません。ただ、現状はそうではありません。赤字を垂れ流す球団を「広告費だから仕方がない」と言える程度の体力がある企業に保有してもらわなければ困ります。

もちろん、数年間赤字を覚悟していた楽天も、昨年度はいきなり黒字だったそうで*1、黒字経営はやってできないわけではありません。ただ、イーグルスやイーグルスファンには失礼な言い方になりますが、イーグルスに関しては低年俸の選手をかき集め、無償で選手をトレードしてもらい、なんとかチームの形にしたという状態です。昨年はぶっちぎりの最下位、そして今年も交流戦後半から調子を上げてきたとはいえ現在28勝52敗。このレベルのチームが12球団揃ったとして、ファンを満足させることができるでしょうか。

ただ、このまま突き進んだとしても、いずれプロ野球全体が衰退するしかないんですよね。コストを削減すれば、確かに有力選手はメジャーに流れるかもしれない。それでも、少しずつ健全な経営にシフトしていかなければいけないとは思います。一朝一夕にできることではないですけど、長い時間をかけてでも、親会社に頼らない球団経営の形を目指して欲しいものです。

上場についてはちょっとよくわかりません。ナベツネが言うような「八百長が横行する」というのは行きすぎな意見だとは思いますが、ヨーロッパのサッカークラブでもあまり上手く行っていないというようなことを聞いたことがあります。サッカーには詳しくないのでよくわかりませんけど……などと書いておけば、きっとサッカーに詳しい方が助け船を出してくれるでしょうw

しょせん「大企業が催している興行」の域を出られないんですよね、日本のプロ野球は。すべての発想の出発点がそこにあるから、経営と所有を分離するわけにはいかないわけで。

それじゃ、スポーツはなかなか面白くならない。経営者が本当の意味で努力しないから。でもそういった「資本主義的な競争」に晒されたくないんでしょうね、オーナーたちは。自分で経営権を握っておかないと困るわけです。

阪神の30億円 [フォーキー★カーニバル:2006-07-07

資本主義的な競争というのが、他のスポーツ、あるいは他のレジャーとの競争という意味であれば全くその通りだと思います。保護された環境の中では、絶対に発展することはないでしょうから。

ただ、これが他球団との競争という意味であれば、それはちょっと違うと思います。他球団は確かにグラウンドでは敵ですが、球団経営という意味では運命共同体である存在です。相手がいなければ試合ができませんから。チームとしての実力と人気、ビジネス的価値はある程度比例しますが、それが完全に一致しない以上、資本主義的な競争をするべきじゃないような気がします。あ、ヨーロッパのサッカークラブで株式上場が上手く行っていないのって、この辺りが原因なのかな?

結論としては、今回は「以前球団を売却したことがある阪急だった」というのが致命傷で、他の企業であればここまで圧倒的な差で免除を却下されなかったような気がします。長々と書いておきながら、全てを台無しにする結論を出しておしまい。

*1:成績不振で選手の年俸の出来高部分をほとんど払わなくて良かったという、あまり嬉しくない事情もあったようですが……。