2008/11/13(木)今日くらいは早く寝ろという神のお告げか

2008/11/13 19:41

健康診断に行ってきました。バリウムのせいなのか採血のせいなのかはわかりませんが、もの凄く気持ち悪いです。検査終了時はまったく問題はなく、まっすぐ帰宅せずにQMAってたくらいなのですが、時間が経つにつれてヤバい状態になってきました。去年は同じ検査内容でもここまで酷いことにはならなかったんですが、去年の今頃とは仕事の忙しさが全然違いますからね……。

それにしても、健康のためのイベントで不健康になるとはこれいかに。

2008/11/12(水)素朴な疑問

2008/11/12 26:15

外国人の要員をアサインする一番大きな理由は「技術の割に単価が安い」ということなのでしょうが、その人の日本語能力に問題があって、その煽りを食って単価の高い日本人の稼働時間が長くなったらあまり意味がないような気がします。

コンピュータ業界ってコンピュータばかり相手にしているように誤解されている面がありますが、一番の仕事は日本語の文章を相手にすることなので、ぶっちゃけ「日常会話は通訳なしでOK」レベルの日本語力ではかなり苦しいと思うんですよねー。

なお、この疑問はフィクションであり、ちぃといつさんのところのプロジェクト、要員には一切関係が……ないと良かったんですけどね。はぁ。

2008/11/11(火)魔法の電話

2008/11/11 23:13

2008年3月のちぃといつと2008年11月のちぃといつが電話でお話しています。

「もしもし、俺は11月のちぃといつなんだけど、そっちは3月のちぃといつ?」

『そうだよ。11月っつーと日本シリーズは終わってるんだよね? どこが勝った?』

「ライオンズだよ」

『いやいやいや、台湾の話じゃなくて日本の話だよ』

「だからライオンズだって」

『だから中国の話でもなくて日本シリーズの話だって』

「いや、本当にライオンズだって。埼玉西武ライオンズ」

『……本当に?』

「こんなことで嘘ついてどうするんだよ」

『……本当の本当に?』

「本当の本当」

『すげぇなぁ。ってことは、5割以下で3位に食い込んでクライマックスシリーズ進出、涌井フル回転でドサクサにまぎれてシリーズ出場、って感じかな?』

「いや、ライオンズが優勝」

『イースタンリーグの話は聞いてないぞ』

「いやだからパシフィックリーグの話だって」

『じゃあ、ブラゼルもボカチカもキニーも大当たりってことか。そうでもないと優勝なんてできないだろ』

「いや、ブラゼルは序盤だけで終盤は微妙。ボカチカは時々いい働きをしたけど、大当たりってほどではないな。ところでキニーって誰だっけ?」

『忘れられるほどキニーは働いてないのかよ。じゃあ涌井が20勝くらいしてくれたのか?』

「涌井は10勝11敗で負け越し」

『おいおい、それでも優勝できたのかよ。じゃあ西口が復活したとか?』

「西口も8勝止まりで防御率5点台。頑張ったのは岸と帆足、石井一あたりかな。あとは抑えがしっかりしていたのが大きかった」

『おお、ついに小野寺が復活したか!』

「いや、抑えはグラマンだよ」

『またまたご冗談を』

「いやマジだって。本当に神だったんだって!」

『お前BBHのやりすぎなんじゃないか? 現実とゲームを混同するなよ』

「してねぇよ! つーかそもそもあんなクソゲ……いや、なんでもない」

『……まぁいいや。ところで打線のほうはどうだったの?』

「片岡、栗山、中島の1、2、3番が良かったね。片岡と栗山が最多安打で中島が打率2位。盗塁王の片岡を始め、3人で90盗塁以上。ここがしっかりしていたんで、中軸にチャンスが回ることが多かったよ」

『大友、松井、高木大成を思い出すなぁ。ところで4番って誰だったんだ? ブラゼルが微妙ってことはG.G.佐藤あたりか?』

「固定はできてなかったけどな。最終的には中村だったよ」

『いい加減嘘ばっかり言うのはやめろよ! マジでキレるぞ!』

「だから俺は一つも嘘は言ってねぇよ!」

『あんな大型扇風機が4番を打てるわけねぇだろ……』

「打ったんだよ! それどころじゃなくて今年のホームラン王だぞ!」

『だからイースタンリーグの話はいいってば』

「だからパシフィックリーグの話だってば」

『……そこまで言うなら本当なんだろうなぁ。わかった、信じるよ』

「あ、そうだ、お前デーブに謝る準備しておけよ。今年の優勝は打線のおかげで、その打線を育て上げたのは間違いなくデーブの功績だからな」

『いくらなんでもそれは信じねぇwwwwwwwwww』

「いや、草生やしてるところ悪いんだけどさ、本当の話だから。なにしろ、優勝直後にネット上のライオンズファンが一斉に謝ったんだぜ」

『わかったわかったwwwwwwwwww』

「お前信じてないな……まぁ当然か」

『しかし、本当に日本一になれるのか。秋が楽しみだなぁ』

「あー、喜んでいるところ申し訳ないんだけど、お前にとても残念なお知らせがあるんだ」

『え?』

「この前QMA6のロケテに行ってきたんだけどさ」

『ああ、11月だったらそんなシーズンだよな。で?』

「いや、すっげぇ言いづらいんだけどな……」

『あ、ついにランダムから野球がなくなるのか? まぁ別にいいよ、俺アニ並使いだし』

「いや、それもそうなんだけど……」

『なんだよ、もったいぶるなよ』

「いやね、6では3Dチビキャラを全面に押し出すらしくてさ。立ち絵が区間賞と決勝の単独正解くらいでしか拝めないんだよ」

『ちょっと待て! 俺の乳揺れはどうなる!』

「お前のじゃねぇよ! 俺のだよ!」

『俺のだって!』

「……俺たち本人同士で何を馬鹿なことをやってるんだ?」

『それもそうだな。しかし、そうか、単独正解か……』

「ん? どうした?」

『……………』

「もしもし?」

『……………』

「もしもーし?」

『……決めた』

「え?」

『俺は6では多答使いになってやる!』

「は?」

『そうすれば決勝の単独正解が取りやすくなるじゃないか! つまり乳揺れが! 乳揺れが!』

「お前頭いいな!」

『だろ? そうと決めたら話は早い。今から予習を頑張ることにするよ。じゃあな!(プツッ)』

「……やる気満々だなぁ」

『ツーツーツー』

「……あ、QMA6ではSTJが一つに纏められるから、今まで以上に極めにくくなるって教えるの忘れてた。まぁいっか」

2008/11/10(月)全員野球で日本一!

2008/11/10 24:18
【読売 vs 埼玉西武 日本シリーズ第7戦】
(2008年11月9日:東京ドーム)
 
埼玉西武  0 0 0  0 1 0  0 2 0  3
読売    1 1 0  0 0 0  0 0 0  2
 
[勝] 星野   1勝0敗0S
[S] グラマン 0勝0敗2S
[敗] 越智   1勝1敗0S
 
[本塁打]
  2回裏 坂本    1号 ソロ (西口)
  8回表 ボカチカ  1号 ソロ (内海)

朝5時まで飲んでいましたが、ちゃんと9時には出社しましたよ! ただ、22時まで残業が続いたのは完全に想定外でした。遅くても19時くらいにはスパっと帰る予定だったんですが……。

そんな感じで手抜き更新にしたいところではありますが、さすがに普段の試合と違って鮮度が落ちたら意味のないエントリになりそうですので、頑張って今日のうちに書きたいと思います。

日本シリーズ最終戦の先発は、ライオンズが西口、ジャイアンツが内海でした。内海は初回、1アウト三塁のピンチを招きましたが、それを凌いでからは安定していたと思います。対する西口は最近にしては珍しく140キロ台が安定して出ていたので、球自体は走っていたと思いますが、とにかく制球に苦しんでいたという印象。

先制したのはジャイアンツ。初回、1アウト満塁からワイルドピッチで1点を先行。西口はこの後のピンチを凌いだものの、2回には坂本に一発を浴びて0-2。内海の出来が良さそうなだけに、この時点でかなり厳しくなったと思いました。

しかし、この後のライオンズ投手陣が素晴らしく、徐々にライオンズに流れを呼び込みました。3回から2番手石井一がパーフェクトピッチングを見せると、5回に代打ボカチカのホームランで1点差とします。正直、チャンスであればともかく2アウトランナーなしで石井一の打順だったので、この代打はもったいないと思ったのですが、ボカチカが最高の結果を残してくれました。

3番手にマウンドに登ったのは涌井。こちらも素晴らしいピッチングで、2イニングを4奪三振のパーフェクトリリーフでした。

7回表に1アウト一二塁のチャンスを逃して嫌な雰囲気になりましたが、その裏、4番手星野も亀井、李、坂本を完璧に抑えました。前2人が超豪華リレーで完璧な結果を出していただけに、この星野のピッチングが非常に重要になってくる場面でしたが、堂々としたいつもどおりの仕事ぶりでした。流石です。

8回表、先頭の片岡が2球目にデッドボールで出塁。片岡は痛がるとか怒るとかではなく、手を叩いて喜ぶほど試合に入り込んでいました。そして片岡は栗山の初球に盗塁成功! 日本シリーズ第7戦、1点ビハインドの8回ですよ? サインを出した監督も、それに応えた片岡も凄い。本当に凄い。

栗山が2球目に送りバントを決めて1アウト三塁とすると、中島が初球を打ってボテボテのサードゴロ。片岡は躊躇なくホームに突っ込んで同点に追いつきました。わずか5球の同点劇。しかし、この回はこれだけでは終わりませんでした。

続く4番中村が勝負を避けられストレートのフォアボールで一塁に歩きます。次が途中からキャッチャーに入っている野田だということを考えれば、ジャイアンツベンチとしては当然の選択でしょう。しかし、その野田が粘ってフォアボールを選びます。2アウトながら一二塁のチャンスを迎えました。

バッターボックスに向かうのは第6戦に一人で全4打点を叩き出した平尾です。平尾は2-3からの6球目、綺麗なセンター返しで二塁ランナー中村を迎え入れました。平尾は0-3から2球待ったのですが、2-3でランナーがスタートを切っていたからこそ中村が帰れたんですよね。もちろん平尾はそこまで考えて待ったわけではないでしょうが、前日からのラッキーボーイ的な勢いは健在だったようです。

さて、1点勝ち越したライオンズは8回裏からグラマンをマウンドに送りました。普段より早い登場ですが、このゲーム、この場面で他に投げるピッチャーはいないでしょう。グラマンは期待に応えて8回を三者凡退に抑えました。

9回表、マウンドに登ったのは8回途中から投げている豊田でしたが、この時点で私はライオンズの勝利を確信しました。なぜこの場面でクルーンを出さないのでしょうか? 確かに、普段の試合であればこの采配は何ら不思議なものではありません。しかし、ライオンズがなりふり構わぬ野球で逆転に成功した今、その流れを普段着の野球で止められるはずがありません。

9回裏、ジャイアンツは2番の木村拓からの攻撃でしたが、結局グラマンは阿部の出番を作らせず、9回も三者凡退に抑えて試合を締めくくりました。4年ぶり13度目の日本一です!

4年前はこのブログを始めたころの日本一でしたが、あの時はレギュラーシーズン2位からの日本一だったので、ペナントで1位を取った上での正真正銘の日本一は1992年以来16年ぶりとなります。本当に久しぶりだということもありますし、開幕前はファンですらBクラス確実だと思っていただけに、この日本一は本当に嬉しいです。胴上げを見て泣いたのなんて生まれて初めてですよ。

渡辺監督は試合後の監督インタビューで「駄目な監督を選手が盛り上げてくれた」と言っていましたが、そんなことはありません。盗塁失敗してもゲッツーを打ってもエラーをしても「気にするな」と笑顔で選手を迎えていた、その姿が若いナインをどれだけ勇気づけたことか。今年の日本一は渡辺監督でなければ成し得なかったことだと思います。本当に見事な一年間の戦いぶりだったと思います。おめでとう。そしてありがとう。

さて、次はアジアシリーズですね。偶然にも出場チームには「ライオンズ」が多いようですが、埼玉西武ライオンズがアジア最強のライオンズであることを見せて欲しいと思います。