2012/10/09(火)土肥投手引退
元西武の土肥が引退 - プロ野球ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20121009-1030190.html
まずはお疲れさまでした。
日本でのラストイヤーとなった一昨年の後半戦はかなりいい働きをしていたので、そういうピッチングができれば面白いかもと思っていましたが、やはり去年実戦から遠ざかっていたのが痛かったかもしれません。
今後は指導者を目指すとのことで、先発、リリーフのどちらでも結果を残しているだけに、その経験を活かしていい指導者になれるといいですね。しかし、てっきり引退後は格闘技の世界に行くものだとばかり……。
2012/10/08(月)西ノーヒットノーラン達成!
【オリックス】西「どう喜んでいいのか」 - プロ野球ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20121008-1029785.html
バファローズの西投手がノーヒットノーランを達成しました。おめでとうございます。リアルタイムで見ていたのは9回だけでだったのですが、ノーヒットノーラン目前とは思えないくらい落ち着いていたように見えました。いい形で今年をしめくくる、来シーズンにつながるピッチングになりそうですね。
ただ、あとで映像をじっくり見返してみると、全体的には素晴らしいピッチングだったんですが、小久保のときはかなり甘い球が行っているんですよね。小久保が打ち損じていなければ、ヒットの1本や2本は打たれていてもおかしくない感じでした。もちろん西も手を抜いていたわけではないんでしょうけど、心のどこかに引っかかるものがあったのかもしれませんw
2012/10/07(日)レギュラーシーズン全日程終了
【オリックス vs 埼玉西武 第24回戦】 (2012年10月7日:京セラドーム大阪) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 オリックス 2 0 0 0 5 0 0 0 x 7 [勝] 前田 3勝2敗0S [敗] 牧田 13勝9敗0S
今シーズンのライオンズのレギュラーシーズン全日程が終了しました。72勝63敗9分の2位という結果ですが、開幕直後の中継ぎ崩壊を立て直してよくぞここまで持ち直してくれたという気持ちと、一度は首位に立ちながらゴール目前で力尽きる不甲斐なさに憤る気持ちが混ざって複雑な気分です。ともあれ、とりあえずはお疲れさまでした。来週末から始まるクライマックスシリーズはいい戦いを期待しています。
そのクライマックスシリーズですが、先発投手陣が調子を落とし気味なので、ローテーションが難しくなりそうです。昨日投げた岸がファーストステージの初戦に来るのはまず間違いないでしょうが、そのあとはどうするんだろうなぁ。今日投げた牧田は2回2失点、菊池は2回2/3を5失点とかなり微妙な内容。野上はまずまずなんですが、石井は終盤かなり調子を落としていますしねぇ……。
2012/10/06(土)本拠地最終戦
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第24回戦】 (2012年10月6日:西武ドーム) 千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 2x 2 [勝] 岸 11勝12敗0S [敗] 薮田 1勝6敗26S [本塁打] 7回表 井口 11号 ソロ (岸)
5回までマリーンズ先発の藤岡にノーヒットに抑えられる苦しい展開でしたが、9回に2つの押し出しフォアボールで逆転サヨナラ勝ち。本拠地最終戦、そして平尾、佐藤、大島の引退セレモニーに花を添えました。平尾選手、佐藤選手、大島選手、今までお疲れさまでした。そして、たくさんの思い出をありがとうございました。
角中を3厘差で追う打率2位の中島はスタメンに復帰しましたが、2打席とも勝負してもらえず、打率.312のまま変わりませんでした。まぁ、こうなることは分かっていましたし、逆の立場ならライオンズだってどうしたか分かりません。マリーンズがどうこうというより、プロ野球全体としてこういうところが腐ってるんだよなー。プロスポーツは興行だということをもう一度思い出していただきたい。
中島に関しては、優勝争いのために怪我を押して試合に出続けた結果こうなったことはファンはみんな知っているので、たとえ明日打てなくても胸を張ってくれていいかなーと思います。つーか、そもそもこの前の直接対決で角中に打たれすぎなんだよw
2012/10/05(金)オリンピックとワールドカップとライオンズ
今年のパシフィックリーグは北海道日本ハムファイターズが制しました。改めましておめでとうございます。
さて、今年はロンドンオリンピックが開催された年です。そして、今年さかんに言われたこと「ライオンズはオリンピックイヤーに強い」があります。ただ、私としては「本当にそうだったっけ?」と思う部分もあったので、実際に過去の成績をまとめてみました。
年度 | 開催地 | 順位 | 監督 | パ優勝 | 日本一 |
---|---|---|---|---|---|
1980 | モスクワ | 4 | 根本陸夫 | 近鉄 | 広島 |
1984 | ロサンゼルス | 3 | 広岡達朗 | 阪急 | 広島 |
1988 | ソウル | 1 | 森祇晶 | 西武 | 西武 |
1992 | バルセロナ | 1 | 森祇晶 | 西武 | 西武 |
1996 | アトランタ | 3 | 東尾修 | オリックス | オリックス |
2000 | シドニー | 2 | 東尾修 | ダイエー | 日本脳神経外科学会 |
2004 | アテネ | 1 | 伊東勤 | 西武 | 西武 |
2008 | 北京 | 1 | 渡辺久信 | 西武 | 西武 |
2012 | ロンドン | - | 渡辺久信 | 日本ハム | - |
もちろんいい成績ではあるんですが、どちらかというとここ2回の印象に引きずられているだけでしょうね。しかも2004年はルール上優勝ではありますが、それもレギュラーシーズン2位からプレーオフを制してのものであり、現在のルールであれば2位でしかありません。
ただ、日本シリーズでは無敗であることを考えると、今年クライマックスシリーズを制することができれば、日本一に向けて明るい材料になるかもしれません。
さて、もう一つ言われることに、「ライオンズにワールドカップイヤーに強い」というのもあります。こちらもまとめてみました。
年度 | 開催地 | 順位 | 監督 | パ優勝 | 日本一 |
---|---|---|---|---|---|
1982 | スペイン | 1 | 広岡達朗 | 西武 | 西武 |
1986 | メキシコ | 1 | 森祇晶 | 西武 | 西武 |
1990 | イタリア | 1 | 森祇晶 | 西武 | 西武 |
1994 | アメリカ | 1 | 森祇晶 | 西武 | 巨人 |
1998 | フランス | 1 | 東尾修 | 西武 | 横浜 |
2002 | 日本・韓国 | 1 | 伊原春樹 | 西武 | 巨人 |
2006 | ドイツ | 2 | 伊東勤 | 日本ハム | 日本ハム |
2010 | 南アフリカ | 2 | 渡辺久信 | ソフトバンク | ロッテ |
こちらは本当にすごいかもしれません。すごいわりに印象に残っていないのは、日本でワールドカップが大きく取り上げられるようになったのはJリーグ創設後で、それ以降は優勝回数は多いですが日本一になっていないからでしょうね。
というわけで結論。森さんはやっぱり名将だった。