2012/04/22(日)いつもの

2012/04/22 21:41
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第4回戦】
(2012年4月22日:QVCマリンフィールド)
 
埼玉西武   0 0 0  1 2 0  1 0 0  4
千葉ロッテ  0 0 0  0 3 0  0 3 x  6
 
[勝] 中後   1勝0敗0S
[S] 薮田   0勝0敗6S
[敗] マイケル 0勝1敗0S

ライオンズ先発の西口の調子ははっきり言って悪かったですが、マリーンズの打ち損じにも助けられて6回1/3を3失点で勝ち投手の権利を持ったまま降板しました。しかし、83球しか投げておらず、特にピンチを迎えたわけでもないのに、単に相手打線に左が続くからというだけで松永にスイッチするのはどうなんでしょう……。

松永自身は3人のバッターをきっちり打ち取って仕事をしましたが、そのあとがいつものライオンズのリリーフ陣でした。マイケルが1アウトも取れずに同点とされると、岡本篤も塁上のランナーをきっちり返して勝ち越しを許してしまいました。この間にマリーンズ側も走塁ミスがあったりしたのですが、それだけアシストがあっても抑えられません。

そもそも、ベンチ入りピッチャーの防御率を見れば、継投策そのものが無謀だということがよく分かると思います。

木村     0.00
松永     1.80
マイケル   7.20
武隈     9.53
星野    10.12
ゴンザレス 10.80
岡本篤   12.71

木村、松永以外は惨憺たる成績です。そして、その木村も投球回数は1なので参考記録にしかなりません。松永だけは文句のない働きをしていますが、左相手に松永を出した時点で、そのあと右が来たら別のリリーフを出さなければいけません。今日だってどうしても松永を出したかったら、DHを放棄して西口をファーストなり外野なりにした上で西口→松永→西口くらいのことをやらなければいけなかった。

打線についてはいずれ調子が上がってくると思っていますが、リリーフは今始まったことじゃありませんからね。ピッチングコーチはちゃんと仕事をしてください。

2012/04/21(土)あと一本が出ない

2012/04/21 20:24
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第3回戦】
(2012年4月21日:QVCマリンフィールド)
 
埼玉西武   1 0 0  0 0 1  0 0 0  2
千葉ロッテ  0 3 0  0 0 0  0 0 x  3
 
[勝] 唐川 3勝1敗0S
[S] 薮田 0勝0敗5S
[敗] 野上 0勝1敗0S
 
[本塁打]
2回裏 サブロー  1号 ソロ (野上)

初回、1アウト二塁から、中島の右中間への大飛球を放ちますが、センター岡田がフェンスにぶつかりながらもぎ取る好プレイ。しかし、二塁ランナー栗山がタッチアップから一気にホームを突いてライオンズが先制。取った岡田のプレイも素晴らしかったですが、ためらわずにホームに突っ込んだ栗山の走塁もお見事でした。ところで、「うちゅうかんへのだいひきゅう」を「宇宙観への大飛球」と変換されると、飛距離の単位がメートルじゃなくなりそうなんですが、本当にそれでいいのかATOK

マリーンズは2回、先頭のサブローがレフトスタンドにたたき込んで同点とすると、さらに2アウト満塁から角中の2点タイムリーツーベースで計3点を奪って逆転。ライオンズは6回に大崎の犠牲フライで1点を返し、9回にも薮田を攻めて2アウト満塁のチャンスを築きましたが、中島がライトフライに倒れて万事休す。1点差で敗れました。

ライオンズ先発の野上は、失点した2回こそヒットを集中されたものの、トータルで見ればそこまで悪くなかったと思います。これはもう1回先発のチャンスがもらえそうです。ただ、ゴールデンウィークの9連戦にはもう1枚先発が必要になるんですよね。まさか慌てて万全じゃない涌井を上げたりしないだろうな。

2012/04/20(金)石井、あと一人で完封を逃すも今シーズン初勝利

2012/04/20 22:40
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第2回戦】
(2012年4月20日:QVCマリンフィールド)
 
埼玉西武   0 0 0  0 0 1  0 0 0  1
千葉ロッテ  0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
 
[勝] 石井    1勝0敗0S
[S] ゴンザレス 0勝2敗2S
[敗] 成瀬    1勝2敗0S

今日は石井に尽きるでしょう。8回2/3と、完封勝利まであと一歩のところでゴンザレスにマウンドを譲りましたが、5安打無失点の見事なピッチングでした。9回裏は、先頭の根元にツーベースを浴びたものの、続く伊志嶺の送りバントがキャッチャーフライになり、飛び出した根元が戻れずにゲッツー。これで石井の完封がぐっと近づいたかと思いましたが、角中、井口に連打を浴びて無念の降板となりました。

2番手のゴンザレスは、4番サブローを打ち取って今シーズン2セーブ目。ただ、ストレートが高めに浮きまくっていて、信頼感を一気に取り戻せるようなピッチングではありませんでした。正直言って今日のような展開で登板させるのはちょっと怖いです。

2012/04/19(木)最後の反撃もあと一歩及ばず

2012/04/19 21:46
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第6回戦】
(2012年4月19日:皇子山球場)
 
北海道日本ハム  0 0 0  0 0 2  0 0 1  3
埼玉西武     0 0 1  0 0 0  0 0 1  2
 
[勝] 植村  1勝0敗0S
[S] 武田久 1勝0敗4S
[敗] 岸   2勝1敗0S

ライオンズは3回に中村のショートゴロの間に1点を先制しますが、6回に稲葉の2点タイムリーで逆転を許すと、9回にはリリーフ陣がつかまってさらに1失点。その裏に武田久を攻めて押し出しで1点を返しますが、反撃もそこまででした。

ライオンズの岸は決して悪いピッチングではありませんでしたが、6回だけは人が変わったかのように制球を乱してしまいました。でも、8回4安打2失点は責められないよなぁ。やはりこのチームは完投しないと勝てないのか……。

ちなみに、ファイターズの2番手として登板した植村は、今日の勝ちがプロ入り初勝利だそうです。おめでとうございます。

2012/04/18(水)アウトを取るのは簡単ではなかった

2012/04/18 23:01

足つっても…牧田完投で西武本拠初勝利 - プロ野球ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20120418-935742.html

頑張った牧田は大いに褒めるべきだと思いますが、こんな状況でも投げ続けなければいけないのはちょっと辛いと思います……。まだペナントレースは始まったばかりですし、みんながいつも完投できるわけではないので、早いところリリーフ陣を立て直してくれないと困ります。

今考えてみると、打たれはしたもののイニングイーターとしての仕事はそれなりに果たしてくれた大沼や小野寺は、実は貴重な戦力だったのかもしれませんね。