2014/09/05(金)メヒアのトップタイの29号も空砲
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第19回戦】 (2014年9月5日:福岡 ヤフオク!ドーム) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 福岡ソフトバンク 0 0 2 0 0 0 0 0 x 2 [勝] 飯田 2勝4敗0S [S] サファテ 6勝1敗34S [敗] 菊池 4勝9敗0S [本塁打] 7回表 メヒア 29号 ソロ (飯田)
ライオンズは初回、先頭の栗山がヒットで出塁しますが、続く渡辺のピッチャーライナーでランナーが戻れずダブルプレイ。浅村のヒット、ワイルドピッチ、中村のフォアボールで再びチャンスを作るものの、メヒアが三振に倒れて先制はなりませんでした。
あとから振り返ってみれば、このちぐはぐな攻撃がすべてだったのかなと思います。2回以降は飯田に完全に立ち直られてしまいました。7回までメヒアのホームランによる1点のみに抑えられ、9回も1アウトから連打でチャンスを作ったものの森、森本が倒れてあと一歩及びませんでした。
ライオンズ先発の菊池は、序盤はピンチで踏ん張っていましたし、中盤以降はだいぶ落ち着いてきてはいたのですが、3回の柳田のタイムリースリーベースの2点が致命傷になってしまいました。
2014/09/04(木)連敗ストップ
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第20回戦】 (2014年9月4日:西武ドーム) 千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 埼玉西武 0 0 0 1 0 0 0 3 x 4 [勝] ウィリアムス 4勝3敗0S [S] 高橋 2勝1敗25S [敗] 石川 7勝7敗0S [本塁打] 8回裏 メヒア 28号 3ラン (石川)
メヒアのホームランで連敗をストップさせました。左腕で払うような打ち方でしたが、それでも左中間の深いところまで持っていきました。メヒアはこのところ大振りが目立っていたので、これがきっかけになって力の抜けたスイングができるようになってくれればなと思います。
石川に黒星をつけて、高橋がセーブを挙げるという、新人王争い的には理想的な形で勝つことができましたが、先発の岡本洋が良かっただけに勝たせてあげたかったという思いもあります。7回にイニングを跨いだ岡本篤がつかまりましたが、最近信頼感が増してきたとはいえ、やっぱり回跨ぎが苦手なところは変わっていないんだなぁ。まぁ、これは首脳陣の起用方法の問題ですけど。
さて、これでライオンズはなんとか3タテを免れました。明日からはヤフオクドームでの3連戦。パ・リーグの火が消えかかっているので、もう少し盛り上げるためにも頑張ってほしいところ。
2014/09/03(水)情けない
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第19回戦】 (2014年9月3日:西武ドーム) 千葉ロッテ 0 4 0 0 1 1 0 0 0 6 埼玉西武 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 [勝] 涌井 6勝11敗0S [敗] レイノルズ 3勝7敗0S [本塁打] 4回裏 中村 29号 ソロ (涌井)
中村がホームランダービー単独トップに立つ29号ホームランを放ちました。
……と、そのくらいしか書くことがないくらいの酷い試合。ああ、あと豊田も良かったと思います。序盤の酷使で潰されなくて本当に良かったです。
しかし、確かに涌井も良かったのですが、それを抜きにしても、レイノルズのピッチングもバックの守りも良くなかった。CSがほぼ絶望的という状況ではありますが、プロだったらプロらしい試合を見せてください。
2014/09/02(火)10連戦スタート
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第18回戦】 (2014年9月2日:西武ドーム) 千葉ロッテ 0 0 0 1 1 0 0 2 0 4 埼玉西武 0 0 1 1 0 0 0 0 1 3 [勝] 益田 6勝2敗0S [S] 西野 1勝1敗27S [敗] 牧田 6勝9敗0S [本塁打] 4回裏 木村 10号 ソロ (藤岡) 8回表 デスパイネ 7号 2ラン (牧田)
ライオンズは3回、浅村のタイムリーで1点を先制。しかし、直後の4回、木村のまずい守備で鈴木の当たりを三塁打にしてしまってピンチを招くと、クルーズの犠牲フライで同点に追いつかれます。
ライオンズはその裏に木村の汚名返上の一発で再び勝ち越しますが、5回表、角中のレフトへの犠牲フライでまたもや同点とされました。しかし、あの浅い位置で犠牲フライになっちゃうのか……うーん……。
牧田は6、7回を抑えたものの、8回に鈴木のピッチャー返しの打球を内野安打にしてしまうと、続くデスパイネに高めの球を放ってしまい、打球はレフトスタンドへ一直線。勝ち越しを許します。
ライオンズは9回、代打斉藤、秋山の連続フォアボールと送りバントで1アウト二三塁と一打逆転のチャンスを作ったものの、代打森の内野ゴロの間に1点を返すのが精一杯。10連戦は黒星スタートとなりました。
トータルで見てみると、今日の牧田は悪くなかった。悪くなかったんです。でも、悪くなかった、というレベルで満足してもらっては困る選手なんです。味方の守備に足を引っ張られたとはいえ、味方に先制、勝ち越してもらった直後はゼロに抑えてもらいたかった……。
2014/09/01(月)岸、3年連続二桁勝利
【埼玉西武 vs オリックス 第20回戦】 (2014年8月31日:西武ドーム) オリックス 0 0 1 1 2 0 1 0 0 5 埼玉西武 3 3 0 0 0 0 0 0 x 6 [勝] 岸 10勝4敗0S [S] 高橋 2勝1敗24S [敗] 吉田一 5勝4敗0S [本塁打] 1回裏 中村 28号 2ラン (吉田一) 2回裏 炭谷 6号 ソロ (吉田一) 4回表 ペーニャ 28号 ソロ (岸)
ライオンズは初回、安達のエラー(ヒットにしてほしいような痛烈な当たりでしたが)と、中村の(この時点では)ホームランダービー単独トップに躍り出る28号ホームランで3点を先制。2回にも炭谷のホームラン、渡辺のタイムリースリーベース、浅村の犠牲フライで3点を追加し、試合を優位に進めます。
初回、2回と三者凡退の立ち上がりを見せた岸ですが、3回以降小刻みに点を失いました。セットポジションでの投球でコントロールが定まっていなかったので、一人ランナーを出すとそこから一気に行かれてしまう感じでした。
ライオンズは7回途中からウィリアムスがワンポイントで登板し、その後は3番手の増田に繋ぎました。その増田はバックの守備に助けられて7回、8回を抑えます。
7回はペーニャのフェンスいっぱいの打球を秋山がジャンプして好捕。8回には2アウト一二塁から、伊藤のレフト前ヒットで二塁ランナー駿太が三塁を回りましたが、栗山のストライク返球(好返球とは言ってない)でホームタッチアウト。いずれも紙一重で同点、逆転という場面でした。
9回は高橋が上位打線を三者凡退に切って取り、1点差で辛うじて逃げ切り。この3連戦を勝ち越して、ようやく50勝に到達しました。また、岸は3年連続の2桁10勝到達。ちょっと物足りないところがないわけではありませんが、よくやってくれていると思います。これからも頑張ってください。