2021/09/25(土)初回がすべて(vs 千葉ロッテ 第21回戦)
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第21回戦】 (2021年09月25日/メットライフドーム) 千葉ロッテ 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 埼玉西武 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 [勝] 河村 3勝0敗0S [S] 益田 1勝4敗34S [敗] 平井 4勝4敗0S [本塁打] 1回表 レアード 25号 2ラン (平井)
ライオンズ先発の平井は先頭の荻野にフォアボールを与えると、盗塁で得点圏に進まれたあとに中村奨のタイムリーで1点を失います。このヒットは上手く打たれた部分もありましたが、続くレアードに甘く入った球をレフトスタンドに運ばれてこの回3失点。2回以降は立ち直っただけに、非常にもったいない立ち上がりとなってしまいました。
リリーフ陣はよく踏ん張ったと思います。特に6回1アウト三塁のピンチで安田をショートフライ、藤岡を三振に抑えた公文はお見事でした。これからもライオンズの投手陣に染まらないでこの調子を維持してください。
打線は4回と6回のチャンスを活かしきれなかったのがすべてでした。4回はノーアウト一二塁で外崎に送りバントをさせたにもかかわらず、山川が三振、呉がファーストゴロで得点ならず。6回は1アウト満塁から山川の犠牲フライで1点を返すのが精一杯でした。一つ前の打席で打ったのならともかく、この犠牲フライは最低限とは言えません。まぁ、表情を見れば本人も分かっていたとは思いますが。
結局、7回以降は国吉、佐々木千、益田の前にランナーすら出せず、連勝は2でストップしました。
2021/09/24(金)田村プロ初勝利(vs 千葉ロッテ 第20回戦)
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第20回戦】 (2021年09月24日/メットライフドーム) 千葉ロッテ 2 1 0 1 0 0 0 0 0 4 埼玉西武 0 0 2 2 1 0 0 0 X 5 [勝] 田村 1勝0敗0S [S] 平良 2勝2敗17S [敗] 田中 1勝2敗0S [本塁打] 3回裏 岸 9号 2ラン (二木) 4回表 安田 8号 ソロ (田村) 4回裏 中村 14号 ソロ (二木)
両先発の駄目比べという印象のゲームでした。
ライオンズ先発の今井は終わりなきフォーム探しの旅に出かけてしまったようで、初回に安田と佐藤都のタイムリーで2点を先制されると、2回にはレアードに押し出しフォアボールを与え、トータルでは3回3失点でマウンドを降りました。いいところを探すのが難しいくらいの酷いピッチングでした。
対するマリーンズ先発の二木もピリッとせず、3回に岸のホームランで1点差に詰め寄ると、安田のホームランでふたたび2点差になった直後の4回には中村のホームランと源田のタイムリーで試合は振り出しに戻りました。なお、この中村のホームランは通算438号となり、秋山幸二さんを抜いて歴代単独15位となります。おめでとうございます。
5回裏はあっさりと2アウトを取られましたが、外崎がフォアボールで出塁すると、二盗の際にパスボールがあって三塁まで進み、さらにワイルドピッチの間に生還。ノーヒットで勝ち越しに成功しました。
今井のあとを受けたリリーフ陣は苦しみながらもよく踏ん張りました。2番手の田村は安田に一発を浴びましたが、2イニングをその1点に抑えると、3番手の水上だけは三者凡退の素晴らしいピッチング。増田、森脇、平良とも得点圏にランナーを背負う苦しいピッチングでしたが、どうにかゼロに抑えて逃げ切り。田村がプロ初勝利となりました。おめでとうございます。先ほども書いたとおり、内容的には水上が一番良かったので複雑なところではありますがw
2021/09/23(木)今季初サヨナラ勝利(vs 東北楽天 第20回戦)
【埼玉西武 vs 東北楽天 第20回戦】 (2021年09月23日/メットライフドーム) 東北楽天 0 0 0 1 0 0 2 0 0 3 埼玉西武 1 0 0 0 1 1 0 0 1x 4 [勝] 平良 2勝2敗16S [敗] 酒居 3勝3敗3S [本塁打] 1回裏 森 10号 ソロ (滝中) 6回裏 呉念庭 9号 ソロ (森原)
ライオンズは初回に森のホームランで先制。4回に島内の犠牲フライで追いつかれますが、5回に1アウト一三塁から、一塁ランナーの森が二塁を狙う間に相手の送球が乱れ、この隙をついて三塁ランナーがホームインして勝ち越し。6回には呉のホームランでリードを広げます。
ライオンズ先発の松本は球速こそ普段よりやや抑え目だったように見えましたが、ストレートに力があったと思います。4回の犠牲フライも、レフトが栗山だったので還られてしまった感もある浅いフライでしたし、中盤まではいいピッチングでした。
しかし、7回表、岡島ツーベース、茂木ヒットであっさり1点差に詰め寄られたのは少し不用意だったかなと思います。2番手の公文が代打の代打カスティーヨにタイムリーを許したため、トータルでは6回2/3を3失点。試合を作ってくれはしましたが、7回が本当にもったいなかった。ただ、次回の登板ではそろそろ勝ちがついてくれるのではないかと期待できるピッチングではありました。
8回は増田が一三塁、9回は平良が一二塁のピンチを招きながらもゼロで抑えて負けがなくなりました。9回裏はあっさりと2アウトを取られますが、森のツーベースのあと、中村申告敬遠、外崎フォアボールで満塁のチャンスを作ります。続くバッターは途中出場の金子侑司さんという絶望感漂う打順でしたが、代打柘植が残っていました(愛斗も残っていましたが)。
柘植はど真ん中のストレートを空振り、ファウルして追い込まれ、これは勝負あったかと思いましたが、5球目の変化球を上手く拾ってレフト前に運んでサヨナラヒット! 今シーズン118試合目にして、ようやく今シーズン初めてのサヨナラ勝ちとなりました。昨日消滅していた自力CSも復活です。
2021/09/22(水)夢も希望もない(vs 東北楽天 第19回戦)
【埼玉西武 vs 東北楽天 第19回戦】 (2021年09月22日/メットライフドーム) 東北楽天 0 0 2 0 0 1 0 1 0 4 埼玉西武 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2 [勝] 早川 9勝5敗0S [S] 宋家豪 1勝3敗3S [敗] 浜屋 1勝4敗0S [本塁打] 2回裏 中村 13号 ソロ (早川) 3回表 浅村 14号 2ラン (浜屋) 6回裏 岸 8号 ソロ (早川)
ライオンズは2回に中村のホームランで先制しましたが、直後の3回に浅村のホームランで逆転を許し、岸のホームランで反撃したものの、そのまま押し切られました。
先発の浜屋は4回2/3の間に6四球1死球を出す始末で、2失点で済んだのが不思議なくらいでした。なぜこの状態のピッチャーが一軍に上がってきてしまったのか。浜屋が駄目だったことそのものより、二軍にこの状態の浜屋しか上げるピッチャーがいなかったことに絶望しています。
普段は攻撃時にはノープランなライオンズですが、今日は動いたと思ったら2点ビハインドの8回裏2アウト一塁、バッター山川というシチュエーションで盗塁失敗するという芸術的な火消しを見せてくれました。金子侑司さんは走攻守三拍子揃って駄目ならいったい何ができるんですかという感じですし、そもそもあの場面で走るのは「かねこゆうじくんには4ひく2のこたえがわからないのかな?」とも思いましたが、どうやら盗塁はサインだったらしくて別の意味で絶望しました。
……あ、公文と武隈は良かったです。
2021/09/21(火)昔話
今日は負けないよ!
オリックス吉田正尚、規定打席不足でも首位打者の可能性 戴冠なら史上初 - プロ野球 : 日刊スポーツ
吉田とはまったく関係がないのですが、規定打席といえば、オリオンズの平井がこの特例を適用されるかもしれないと話題になった1991年の首位打者争いを思い出します。
最終的には松永との熾烈な争いになり、平井は最終戦を残して規定打席まで残り3。その3打席で3の0なら松永、それ以外なら平井が首位打者というシチュエーションで、初回にランナーが出たところで代打に出て送りバントを決めると、続く2打席を凡退して規定打席に到達するという、実に味わい深い首位打者でした。どうせならバントを決めたあとに引っ込んで特例を適用されれば面白かったのにw