2015/04/01(水)トコロザワ・スゴイアツイ・ドーム

2015/04/01 0:00

f:id:seven_pairs:20150331232633j:plain

(これまでのあらすじ)暗殺野球のプロフェッショナル、サブスティテュートに辛くも勝利を収めたニンジャスレイヤー。その舞台となったオニタマゴ・スタジアムの50キロ西の地で、ニンジャとはまったく関係のない死闘が繰り広げられようとしていた。

トコロザワ・スゴイアツイ・ドーム。丘陵地帯に位置することを最大限に活かした自然環境共存型のドーム球場だ。UFOめいた屋根で天を覆うものの、外周を設けず屋外の空気を取り入れることで、外気が冷暖房の役割を果たす実際エコなスタジアムである。

しかし、それは表向きの顔であるに過ぎない! このスゴイアツイ・ドームは暗黒メガコーポ、ケルベロスファンドのアジトであり、その内部ではアンタイ・ピッチャー・ウィルス「ネツレツカンゲイ」の開発が行われているという。ジャーナリストのジューシロ・カリスマから情報提供を受けたヌマジャスレイヤーは、単身スゴイアツイ・ドームに乗り込むのであった。

ドームの天井では「ほとんど敗退行為」「実際弱い」「ご飯がススム」といった刺激的なミンチョ体のネオンが瞬き、グラウンドでは雌雄のライオンを模したキャラクターたちがダンスを披露している。雌ライオンのバストは豊満であった。

マスコットたちをやり過ごすと、三塁側のブルペンが目に入った。そこにはクローンオレタチが陣取り、投球練習を繰り返している。ヌマジャスレイヤーのジュー・ジツをもってすれば勝負にもならない相手だとはいえ、これからの闘いを考えれば真正面からぶつかるのは愚策である。

「イヤーッ!」ヌマジャスレイヤーは「加藤良三」とショドーされたボールを立て続けに投擲! 「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」クローンオレタチはしめやかに失点! ワザマエ!

クローンオレタチを始末したヌマジャスレイヤーは、マウンドから自分を射る視線に気がついた。マウンドを見つめるヌマジャスレイヤー。二人の視線がぶつかり合った。

マウンドに立つ男がヌマジャスレイヤーに向かってオジギをした。「ドーモ、ヌマジャスレイヤー=サン。ビッグストーンです」ヌマジャスレイヤーもアイサツを返す。「ドーモ、ビッグストーン=サン。ヌマジャスレイヤーです」オジギ終了からわずか0.015秒後、先に動いたのはビッグストーンだった。

「イヤーッ!」キャッチャーに向かって投げたボールがことごとくストライクゾーンを外す! フォアボールでノーアウト一塁!

「イヤーッ!」キャッチャーに向かって投げたボールが吸い込まれるようにバッターを直撃する! デッドボールでノーアウト一二塁!

「イヤーッ!」キャッチャーに向かって投げたボールが絶妙な位置に転がされる! 送りバントでワンナウト二三塁!

「イヤーッ!」キャッチャーに向かって投げたボールが見事にミットに収まるがそのキャッチャーはボックスの外に立っている! 敬遠でワンナウト満塁!

「イヤーッ!」キャッチャーに向かって投げたボールが手前でワンバウンドして大きく弾む! ワイルドピッチ! 「サヨナラ!」ライオンズの白星は爆発四散!

察しの良い読者の方は、このジツがかつてオレタチの総帥として君臨したビッグマーシュのヒサツ・ワザと同じものだということに気づいただろう。伝説の総帥のジツを使いこなすビッグストーン。彼のカラテは恐るべきものだ!

「グワーッ!」その圧倒的な火力がヌマジャスレイヤーに襲いかかった! あれだけ大量にあったリードが吐き出されていく。オレタチの前ではセーフティリードなどというものはないのだ!

去年の苦しかったシーズンのことがソーマト・リコールめいてヌマジャスレイヤーの視界に去来する。「9回を、任せてみたら、行ったろこれ」とハイクを残してマキタ=サンの白星が爆発四散。あのような悲劇を繰り返してはならない……!

「Wasshoi!!!!」ヌマジャスレイヤーは跳ね起き、猫めいて空中で回転すると、しなやかな動作でマウンドに降り立った。体力の消耗が激しい。チャンスは一度だけであろう。ヌマジャスレイヤーは美しいワインドアップから伸びのあるストレートを立て続けに投げ込んだ!

「イヤーッ!」「アアアアイイイッッッ!!!」「イヤーッ!」「アアアアイイイッッッ!!!」「イヤーッ!」「アアアアイイイッッッ!!!」「イヤーッ!」「アアアアイイイッッッ!!!」「イヤーッ!」「アアアアイイイッッッ!!!」「イヤーッ!」「アアアアイイイッッッ!!!」「イヤーッ!」「アアアアイイイッッッ!!!」「イヤーッ!」「アアアアイイイッッッ!!!」「イヤーッ!」「アアアアイイイッッッ!!!」

暑苦しい電子シライ音声がドームに響き渡り、UNIX電光掲示板に0の数字が灯される。三者連続三振! タツジン!

「グワーッ!」抜群の制球力を前にし、ビッグストーンは苦悶の声を上げた。先発投手が完投すればオレタチの出番はない。公認野球規則にもそう書かれている。

「ハイクを詠むがいい、ビッグストーン=サン」冷たい視線でビッグストーンを見下ろすヌマジャスレイヤー。「先発を、無理矢理させられ、インガオホー……」「イヤーッ!」「サヨナラ!」ビッグストーンは登録抹消!

だが……ナムアミダブツ! ビッグストーンが抹消されたあとも、ファームから新しいオレタチが登録されてくることだろう。これで闘いが終わったわけではないのだ!

「……これは?」ヌマジャスレイヤーはビッグストーンの去ったあとにオリガミ・メールが残されていることに気がついた。そこに記されているのは「マンジ・ストラックアウト」の文字。これはネツレツカンゲイに至るための暗号かもしれない。ヌマジャスレイヤーはオリガミ・メールを懐にしまい、さらに先を目指すのであった。

2015/03/31(火)逆転で開幕4連勝

2015/03/31 21:51
東北楽天 vs 埼玉西武 第1回戦】
(2015年3月31日:楽天Koboスタジアム宮城埼玉西武  0 1 0  0 0 0  2 0 0  3
東北楽天  0 2 0  0 0 0  0 0 0  2

[勝] 武隈  1勝0敗0S
[S] 高橋朋 0勝0敗4S
[敗] 青山  0勝1敗0S

2回に森のタイムリーでライオンズが1点を先制しますが、その裏、岡島の2点タイムリーツーベースでイーグルスが逆転します。

ライオンズ先発の岡本洋は3回以降立ち直りましたが、6回に1アウト二塁とされ、左バッターが続くところで武隈にマウンドを譲りました。武隈は銀次をセンターフライに打ち取りますが、続く藤田にレフト前に運ばれます。二塁ランナーペーニャの脚とレフト栗山の肩という残念な対決になりましたが、今回は栗山の肩に軍配が上がりました。というか突っ込んでくれて助かったというくらいの暴走だと思います。

4回以降は塩見の前にノーヒットに抑えられていたライオンズ打線ですが、7回に2番手の青山が登板してから風向きが変わりました。簡単に2アウトを取られたものの、金子侑のヒット、秋山のフォアボールで一二塁となったところで3番手の西宮が登場。栗山もフォアボールを選んで満塁とすると、イーグルスベンチは福山にスイッチしました。続く浅村はフルカウントから、アウトコースの球をライト前に運んで2点タイムリー。全球外側だったので、1球でも内に来ていれば結果は変わった気もします。ともあれ、これでライオンズが逆転に成功です。

逆転したあとは8回増田、9回高橋朋のいつものリレー。4連投になった二人ですが、今日は二人とも完璧な内容で三者凡退を二つ重ねて逃げ切り。開幕4連勝となりました。高橋朋の開幕からの連続試合セーブ記録も4に伸びましたが、さすがにそろそろ休ませてあげたいところです。

2015/03/30(月)史上初

2015/03/30 22:08

今日は野球がなかったのでQMAってきました。10クレやって一度も決勝に行けませんでした。まぁ、通過ボーダーと今の私の実力を考えればこんなものでしょう。予選、準決勝のジャンルがアニゲ、スポーツ、ライスタ、理系にでもなってくれない限り決勝に行けそうもありませんw

けっこう懐かしい方とも当たってテンションが上がったのですが、冷静に考えてみたらむしろ私のほうが懐かしい人でした。

西武3連勝 高橋朋、史上初開幕から3試合連続S - 野球 : 日刊スポーツ

史上初だったんですね。初めて知りました。

そんなに珍しいことかなと思ったのですが、よく考えてみたら3連勝、3試合とも僅差、完投ではない、という条件がある上に、セーブが導入されてから40年ほど、ということを考えれば確かに難易度の高い記録かもしれません。

2015/03/29(日)開幕3連勝!

2015/03/29 18:44
埼玉西武 vs オリックス 第3回戦】
(2015年3月29日:西武プリンスドーム)

オリックス  0 3 0  0 0 0  0 0 1  4
埼玉西武   0 1 2  0 1 0  1 0 x  5

[勝] 郭   1勝0敗0S
[S] 高橋朋 0勝0敗3S
[敗] 白仁田 0勝1敗0S

[本塁打]
  2回表 小谷野  1号 2ラン (郭)
  9回表 糸井   1号 ソロ  (高橋朋)

ライオンズの先発は来日初登板となる郭。初回は三者凡退に抑えますが、2回にT-岡田の犠牲フライ、小谷野のホームランで3点を先制されます。この回はストレートがことごとくシュート回転して内側に入ってきていました。精神的にもろさがあるタイプなのでしょうか。それとも、セットポジションになると抑えが効かなくなるタイプなのでしょうか。そのあたりが少し心配です。

郭は3回以降もたびたびピンチを招きましたが、そこはしのいで5回3失点で降板。「外国人選手」という視点では物足りない気もしますが、「大卒のドラフト上位」と考えると、ゲームを作ってくれたという意味では上々のデビュー戦でしょう。まだまだ学ぶことも多いと思いますが、一つ一つ課題をクリアしていってもらいたいと思います。

早々に先制されたライオンズですが、打線が小刻みに得点を重ねます。2回には満塁から秋山のタイムリーで1点を返し、3回にはメヒア、木村のタイムリーで2点を挙げて同点に追いつきます。5回には炭谷のライト線を破るタイムリーで逆転に成功。このバッティングはお見事でした。必ずしも右打ちばかりが素晴らしいというものでもありませんが、炭谷の場合は右を意識しすぎるくらいのほうがいいのかもしれません。

7回には2アウトランナーなしから、9番の金子侑がセーフティバントで出塁すると、すぐさま盗塁で二塁に進み、秋山のタイムリーツーベースでホームに還ってきました。この攻撃は実に鮮やかでした。

5回に逆転したライオンズは、6回から岡本篤→バスケス→増田→高橋朋と繋いで逃げ切り。高橋朋は糸井に一発を浴びましたが、開幕から3連投ですし、仕方がない面もあるでしょう。ともあれ、これで開幕3連勝。去年は開幕カード3連敗からスタートしましたが、今年は正反対の最高のスタートとなりました。

2015/03/28(土)2試合連続完封勝利

2015/03/28 19:58
埼玉西武 vs オリックス 第2回戦】
(2015年3月28日:西武プリンスドーム)

オリックス  0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
埼玉西武   1 0 0  1 0 0  0 0 x  2

[勝] 野上    1勝0敗0S
[S] 高橋朋   0勝0敗2S
[敗] バリントン 0勝1敗0S

単独首位だー!

……気が早いですね。失礼しました。

野上は初回、平野恵にヒットを許しますが、安達の送りバントを好フィールディングで二塁封殺し、一塁に残った安達が盗塁失敗で2アウトでランナーがなくなります。しかし、ここから糸井を歩かせ、中島のヒットでまたピンチを作ります。続くブランコを打ち取り事なきを得ましたが、これは何回まで持つのだろうかという不安な立ち上がりでした。

しかし、ここから野上は立ち直ります。このあとは6回の糸井のヒット一本に抑え、トータル7回を投げて3安打無失点。オープン戦の好調をそのままシーズンに持ち込んだピッチングができていました。初回は固くなっていたんですかねw

打線は初回、秋山のヒットのあと、栗山のヒットで秋山が三進し、バッターランナーの栗山も二塁を狙いますがタッチアウト。アウトにはなりましたが、両者無得点の初回ですし、狙いは悪くなかったと思います。このあと、浅村がレフトへあわやホームランかという犠牲フライを放ち、ライオンズが1点を先制します。4回には森が詰まり気味ではありましたがセンター前へのタイムリーを放って追加点。ただ、このあとはチャンスがありながら追加点は奪えませんでした。

昨日同様、打線の援護はあまりありませんでしたが、8回増田、9回高橋朋という勝ちパターンに持ち込んで連勝。ライオンズが開幕戦から2試合連続で完封勝利を挙げるのは48年ぶりだそうです。