2008/10/21(火)王手!
2008/10/21 23:30
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム クライマックスシリーズ第2ステージ第4戦】 (2008年10月21日:西武ドーム) 北海道日本ハム 0 0 0 0 0 0 3 0 1 4 埼玉西武 4 1 2 0 0 0 1 1 x 9 [勝] 石井一 1勝0敗0S [敗] スウィーニー 0勝1敗0S [本塁打] 3回裏 細川 1号 2ラン (スウィーニー) 8回裏 赤田 1号 ソロ (宮西) 9回表 ボッツ 1号 ソロ (グラマン)
渡辺監督を男にするためライオンズにやってきた石井一が、この大一番でその言葉にふさわしい好投を見せてくれました。
石井一は初回先頭の森本にフォアボールを与え、送りバントで二塁に進められた後、続く田中にもフォアボールで1アウト一二塁。これはどうなることかと思ったら、高橋、スレッジを連続三振に打ち取ってピンチを切り抜けました。この後は割とスイスイと行って、6回まで2安打無失点。疲れの見えてきた7回には3点を失いましたが、トータルで13奪三振という見事なピッチングでした。変化球があれだけ低めに決まればまず打たれませんよ。
打線のほうも初回から石井一を援護します。特に大きかったのは片岡の盗塁です。初回、先頭の片岡がライト前ヒットで出塁すると、2球目でスチールを決めてノーアウト二塁。栗山の送りバントで三進し、中島のタイムリーで1点先制したのですが、このタイムリーは前進守備でなければおそらくセカンドの守備範囲でした。このタイムリーがなければ初回にこれだけ点を取ることもできなかったでしょう。非常に大きなスチールでした。
確かにライオンズはホームランが目立ちますが、盗塁もリーグトップなんですよね。そういう意味では、CSに入ってまだ盗塁がなかっただけに、ようやく本来の攻撃ができるようになってきたと言えるかもしれません。まぁ、リーグトップと言っても、半分くらいは片岡1人の盗塁なんですけどw
さて、これで対戦成績を3勝2敗とし、日本シリーズ出場に王手をかけました。明日の予告先発は涌井とグリンということで、第1戦と同じ顔合わせとなります。第6戦には怖い怖いダルビッシュが待ち受けているので、明日決められないと一気に不利になってしまいます。なんとしても明日決めてもらいたいところ。