2020/10/08(木)もったいない
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第17回戦】 (2020年10月08日/メットライフドーム) 福岡ソフトバンク 0 1 3 0 0 0 0 0 0 0 4 埼玉西武 0 1 0 0 0 0 3 0 0 0 4 [本塁打] 7回裏 山川 24号 3ラン (石川)
終盤よく追いついたと言えなくもありませんが、勝たなければいけないゲームでした。
ライオンズ先発の今井は全体的に球が浮きまくり、3回8安打4失点で降板となりました。復調まではまだまだ時間がかかりそうです。
2回に栗山のタイムリーでいったんは同点に追いついたあと、ランナーを出しながらもゲッツーでチャンスを潰しまくっていたライオンズですが、7回、山川のホームランで同点に追いつきます。山川も不調で外側の腕が伸びるところしか打てない状況ですが、その外側にボールが来てくれました。
今井が不甲斐ない形で降板したあとは、小川、国場、宮川、森脇、増田とつないでゼロを重ね、迎えた9回裏。先頭の栗山がライトへのツーベースで出塁すると、代打岡田が送って1アウト三塁。見え見えのピンチバンターでしたがよく決めてくれました。ここでホークスベンチは山川、外崎を敬遠して満塁策を取ります。おのれ、木村、金子勝負とは卑怯だぞ。
木村は2-0から3球目の低めのボール球をファウルすると、4、5、6球目もファウルしたあと、最後はフォークボールを空振り三振。なぜ満塁の2-0という圧倒的に有利な状況からボール球を振ってしまうのか。いや、「なぜ」って「木村だから」なんですけど。続く金子も高めのボール球を打ってライトフライに倒れてサヨナラならず。
10回表はギャレットが素晴らしいピッチングで三者凡退に抑え、その裏、源田、森が連続フォアボールでノーアウト一二塁のチャンスを作ります。しかし、メヒアがワンバウンドの球に空振り三振、代打中村が初球をファーストファウルフライ、呉念庭がサードフライでゲームセット。
首位相手に2勝1分けというのは上出来なのですが、やはりもったいないという思いが強いです。明日からの仙台での試合は台風の影響で好天は望めませんから、そうなると楽天シートマンが大活躍する可能性があるわけで、この0.5ゲームがあとで響いてこなければいいのですが。