2013/10/16(水)ファイナルステージ

2013/10/16 22:03
セ・リーグのファイナルステージの第1戦はジャイアンツが勝利。最後は二塁ランナー赤松のオーバーランでゲームセットということで、Twitterでは三塁コーチを罵倒しましたが、改めて見ると、これは坂本の好守を褒めるべきかもしれませんね。いいプレイでした。 パ・リーグのファイナルステージは明日開幕です。予告先発はイーグルスが田中、マリーンズが成瀬となっており、シーズン中の出来そのままであればイーグルスの先勝間違いなしといったところですが、短期決戦に強いマリーンズと短期決戦に弱い星野監督の対戦ですし、どうなるかはわかりません。明日のゲームを楽しみにしたいと思います。 今日はあまり体調が良くないのでこんなところで。

2013/10/15(火)渡辺監督、辞任

2013/10/15 20:36
ライオンズの渡辺監督が辞任を表明しました。 [西武渡辺監督がV逸辞任 後任は伊原氏 - プロ野球ニュース : nikkansports.com](http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20131015-1204310.html) 去年も同じようなことを書きましたが、渡辺監督は人によってかなり評価が分かれる監督さんでした。私は寛容力を忘れてきた3年目あたりからは評価が低かったのですが、選手育成能力や、ときどき見せる神がかり的な采配を評価する人もいました。 渡辺監督のおかげで若い選手が育ってきたのは事実です。ルーキーの増田も、高橋も、最初は打ち込まれていましたが、我慢して使い続けるうちに勝ちパターンの選手に成長しました。また、懲罰的な打順変更ではありましたが、浅村の4番適正を見抜いたのはさすがの一言です。育成面に関しては充分すぎる結果を出してくれたと思います。 しかし、2008年以降は5年連続V逸。2011年、そして今年の終盤の追い込みによるCS進出は見事ではありましたが、逆に2010年と2012年の優勝の逃し方は酷かった。あの2年は言い訳のできない失態だったと思っています。 あくまでもインターネット上の話ではありますが、今年はさすがに批判の声が大きくなり、ようやく時代が俺に追いついてきた、という感じではありましたが、別に嬉しくはありません。できれば俺が間違いだということを証明してほしかった。 今年は怪我人が多く、優勝できるような戦力ではありませんでした。しかし、ギリギリでCSに滑り込むほど危ういチームだったかというと、そこまで酷くはなかったはずです。 渡辺監督がスピリーにこだわらなければもっと点は取れました。炭谷のところで炭谷より打てない代打上本を何度も何度も何度も使わなければもっと点は取れました。涌井の先発に見切りをつけるのが遅すぎたために、予告先発発表の時点で負けが確定しているゲームがありました。絶好調の坂田に無意味な盗塁のサインを出さなければ長期離脱はありませんでした。河田コーチが無駄に腕を回さなければもっと点は取れました。まあ、最後は監督のせいではありませんけど。 渡辺監督の全てを否定する気はありません。立場が二軍監督やコーチであれば、とても有能な人なのだと思います。しかし、いくら育てるのが上手かったとしても、その選手たちを使いこなせないのであれば意味がありません。監督はチームを勝たせるのが仕事なのです。 フロントしては、そのあたりの弱さを踏まえて、光山コーチを作戦コーチ兼任にしたのでしょう。しかし、作戦コーチがついたところで、見る限り何も変わりませんでした。もっとも、これは監督のせいというよりは光山コーチのせい、というかコーチ2年目の人に作戦コーチをやらせたフロントのせいではありますけど。 ともあれ、ひとまずお別れです。お疲れさまでした。采配には不満はありましたが、渡辺久信さんという人は好きな監督でした。まだ48歳ですし、いずれまたグラウンドに戻ってくる機会もあるでしょう。そのときには、今回とは一味違う渡辺久信を見せてください。期待しています。 さて、後任は伊原さんということになりそうです。「選手が甘い」という意味では、前回に東尾監督の後任として就任したときと同じようなチーム状態かもしれません。伊原さんもアクの強い人ですし、いろいろ選手とぶつかったりするんじゃないかなーとは思います。ただ、今のままでは優勝を争うことはできません。伊原さんにはチームを変えていってくれることを期待しています。 しかし、前回は伊東への繋ぎという泥をかぶった伊原さんですが、今回も潮崎への繋ぎという球団の意図が見えなくもありません。本人も気づいているでしょう。それでも受けてくれるのは、やはりまだライオンズブルーの血が流れているのでしょうか。もっとも、伊原さんがいない間にチームカラーはレジェンドブルーになってしまいましたけど。 ところで、伊原さんといえば名三塁コーチだったわけです。さすがに前回監督時のように三塁コーチに立ったりはしないでしょうが、その代わりに今の三塁コーチを鍛え上げてほしいと思います。もし見込みがなかったら石橋ジャパンに引き渡してしまいましょう。

2013/10/14(月)終戦

2013/10/14 18:01
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ CSファーストステージ第3戦】
(2013年10月14日:西武ドーム)

千葉ロッテ  0 0 0  0 1 1  0 2 0  4
埼玉西武   0 0 0  0 0 1  0 0 0  1

[勝] 唐川 1勝0敗0S
[S] 益田 0勝0敗1S
[敗] 牧田 0勝1敗0S

[本塁打]
  5回表 鈴木  1号 ソロ (牧田)
  6回表 井口  2号 ソロ (牧田)
勝てませんでした。ライオンズファンのみなさん、今年も一年お疲れさまでした。来年は美味い酒が飲めるといいですね……。 序盤は牧田、唐川とも粘りのピッチングで、中盤も両チームの中継ぎ陣が踏ん張って僅差の展開が続きましたが、8回の2点で勝負はほぼ決してしまいました。4番手の涌井が信じられないくらい悪かったです。かといって、シーズン終盤の苦しい展開を切り開いてここまで来られたのも涌井のおかげですし、この1試合だけで責めるのもなぁ。相当疲れもあったでしょうし。 しかし、先々週末はホークス戦のサヨナラ負けで終戦ムード、先週末は逆転クライマックスシリーズ進出決定、今週末はファーストステージ敗退決定と、非常に上げ下げの激しい3週間でしたが、こんなにいろいろ味わえたのは12球団のファンの中でもライオンズファンだけでしょうw シーズンについてはまた日を改めて振り返ってみます。今すぐに書くと愚痴ばかりになってしまいそうなのでw

2013/10/13(日)岡本洋、完封勝利!

2013/10/13 18:50
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ CSファーストステージ第2戦】
(2013年10月13日:西武ドーム)

千葉ロッテ  0 0 0  0 0 0  0 0 0   0
埼玉西武   2 2 1  3 5 0  0 2 x  15

[勝] 岡本洋 1勝0敗0S
[敗] 松永  0勝1敗0S

[本塁打]
  2回裏 片岡  1号 2ラン (松永)
  4回裏 栗山  1号 3ラン (藤岡)
岡本洋がプロ入り初めての完投勝利、完封勝利を収めました。おめでとうございます。まあ、ペナントレースではないので別記録になってしまいますけどw 今日の岡本洋は二塁を踏ませない素晴らしいピッチング。ランナーはちょくちょく出していましたが、いいところでゲッツーが取れてピンチの芽を摘み取っていきました。監督も、そして投げている本人すらも今日は継投策で繋ぐ予定だったようですが、そのプランをいい意味でぶちこわしてくれました。本当に見事なピッチングでした。 打線も昨日の鬱憤を晴らすように、先発全員安打の20安打15得点と爆発しました。昨日の嫌な流れを吹き飛ばす先制タイムリーを打った栗山もお見事でしたが、私が見ていて一番大きかったのは2回の2点だと思います。簡単に2アウトを取られたあと、ヘルマンのヒット、片岡のホームランで松永を立ち直らせませんでした。あそこが三者凡退だったら展開はずいぶん違っていたと思います。 さて、これでファーストステージは1勝1敗のタイとなり、勝負の行方は明日の第3戦にもつれ込みました。明日の予告先発はライオンズが牧田、マリーンズが唐川。名前だけ見れば昨日今日のようなワンサイドゲームにはならなそうですが、両チームとも打線に火がつきやすい状態なので、立ち上がりが鍵を握りそうです。

2013/10/12(土)すがすがしいほどの完敗

2013/10/12 17:04
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ CSファーストステージ第1戦】
(2013年10月12日:西武ドーム)

千葉ロッテ  1 0 2  1 1 1  0 5 0  11
埼玉西武   0 0 0  0 1 0  0 0 0   1

[勝] 西野 1勝0敗0S
[敗] 岸  0勝1敗0S

[本塁打]
  1回表 井口    1号 ソロ  (岸)
  4回表 サブロー  1号 ソロ  (岸)
  5回裏 中村    1号 ソロ  (古谷)
  8回表 加藤    1号 3ラン (増田)
岸が初回からつかまり、5回5失点でノックアウト。調子自体はそれほど悪いようには見えませんでしたが、上手く打たれてしまったボールもあり、結果を残すことができませんでした。かなり球種を絞って待たれている印象もあったので、これはマリーンズのベンチワークの勝利かもしれませんね。 2番手以降は大石→高橋→増田→十亀と、温存したいんだかしたくないんだかよくわからないリレー。大石は相変わらずで、増田も今日は悪いほうの増田でした。高橋、十亀は良かったんですが。 打線は中村のホームランによる1点のみと完全に沈黙。4回のノーアウト一二塁で浅村がゲッツー、5回の1アウト満塁で片岡、栗山が凡退と、ポイントゲッターが機能しませんでした。打線は水物なので、1試合でどうこう言っても仕方がないのでしょうが、やはり連勝中のような勢いは感じられませんでした。 明日の予告先発はライオンズが岡本洋、マリーンズが松永。ライオンズはおそらく早いイニングから野上につなぐような形になるのでしょう。もちろんファイナルステージ進出も大事ではありますが、ハゲタカファンドにつっつかれている球団としては売り上げ増も大事ですので、まずは3戦目まで望みをつないでほしいところであります。