2015/06/13(土)楽勝ムードだったはずなのに
【埼玉西武 vs 東京ヤクルト 第2回戦】 (2015年6月13日:西武プリンスドーム) 東京ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 4 0 4 埼玉西武 4 0 0 0 2 0 0 0 x 6 [勝] 菊池 3勝2敗0S [S] 高橋朋 1勝0敗18S [敗] 石川 4勝6敗0S [本塁打] 1回裏 メヒア 11号 3ラン (石川)
ライオンズは初回、秋山の今シーズン100本目のヒットと栗山のヒットでチャンスを作り、中村のタイムリーツーベースで1点を先制すると、続くメヒアのホームランで初回から一挙に4点を先行します。このホームランは130メートル飛ばすものすごい当たりでした。そろそろメヒアは完全に目覚めたと信じても良さそうな気がします。
そのメヒアは5回にも2点タイムリーを放ち、6-0と大きくリードを広げます。ライオンズ先発の菊池の調子は良かったですし、これでほぼ決まりかと思いました……が。
菊池は7回までスワローズ打線をノーヒットに抑えていましたが、8回先頭の代打田中浩にセンター前に上手く運ばれ、ついに初ヒットを許してしまいます。そして、ライオンズベンチはこの時点でスパッと2番手のバスケスにスイッチ。菊池が田中に打たれたのが140球目ですから、ノーヒットが続く限りは投げさせるけど1本でも打たれたら代えると決めていたのでしょう。
ただ、そのバスケスがピリッとせず、代打ユウイチのツーベースでピンチを広げると、山田のタイムリー内野安打、川端の2点タイムリーでじわじわと追い上げられます。さらに3番手武隈も雄平にタイムリーを浴びてついに2点差。楽勝ムードだった試合ですが、結局増田を出さざるを得ない展開になりました。
相手打線に勢いが行っている厳しい状況でしたが、増田は荒木をショートゴロに打ち取りピンチをしのぎます。お見事。そして9回は高橋朋が三人斬りで締め、3年ぶりの交流戦勝ち越しを決めました。さすがに今日の展開で落としていたらダメージが大きいので、かなりグダグダではありましたが逃げ切れて良かった。
2015/06/12(金)アンダースロー対決
【埼玉西武 vs 東京ヤクルト 第1回戦】 (2015年6月12日:西武プリンスドーム) 東京ヤクルト 2 2 3 0 2 0 0 0 0 9 埼玉西武 0 0 0 1 2 0 0 0 0 3 [勝] 山中 1勝0敗0S [敗] 牧田 4勝4敗0S [本塁打] 5回表 山田 11号 2ラン (宮田) 5回裏 秋山 6号 2ラン (山中)
今日はライオンズ牧田、スワローズ山中のアンダースロー対決でした。
普段は左を苦手にしている牧田ですが、今日は右だろうが左だろうがボールが真ん中に集まって、そりゃ打たれるわなというピッチング。結局2回2/3を10安打7失点という大炎上でマウンドを降りました。試合中盤から終盤にかけて打ち込まれるシーンはこれまでにも結構ありますが、序盤からここまで打たれたのはちょっと記憶にありません。
ライオンズは4回にメヒアのタイムリーツーベース、5回に秋山のホームランで合わせて3点を返しますが、さすがに序盤のビハインドが大きすぎました。3-9で完敗です。
ホークスが負けた日にお付き合いをしてたらいつまで経っても差は縮まらないんだよなぁ……。
2015/06/11(木)今シーズン初めてのサヨナラ勝ち
【埼玉西武 vs 広島東洋 第3回戦】 (2015年6月11日:西武プリンスドーム) 広島東洋 2 0 2 0 0 0 0 0 0 4 埼玉西武 3 0 0 1 0 0 0 0 1x 5 [勝] 高橋朋 1勝0敗17S [敗] ヒース 0勝3敗4S [本塁打] 3回表 エルドレッド 5号 2ラン (岸)
復帰後2試合目の登板となった岸。今回は前回と違い、かなり調子が悪かったように見えました。初回に新井の犠牲フライと鈴木誠のタイムリーで2点の先制を許し、逆転したあとの3回にはエルドレッドのホームランで再逆転を許します。結局、5回を6安打4失点で降板。もともとカープは相性が悪い相手ではあるのですが、かなり苦しんだ登板となってしまいました。
打線のほうは、1回裏、中村の犠牲フライ、メヒア、森の連続タイムリーでいったんは逆転。4回には栗山のタイムリーで同点に追いつきました。カープの先発が今シーズン初登板、しかも2年ぶりの登板となる武内ということで、初物に対する弱さを発揮してしまうことを危惧していたのですが、初回からいい攻撃ができていたと思います。
中盤以降は両チームのリリーフ陣が踏ん張ってゼロが積み重なり、迎えた9回裏。先頭の代打大崎がヒットで出塁すると、秋山のところでエンドランがかかってこれが進塁打になり1アウト二塁。栗山が敬遠気味に歩かされて塁が埋まると、続く浅村の打球はショート正面のゴロとなり、これはカープの思惑どおりのゲッツーか……と思ったところ、二塁ランナーの田代が打球に当たってインターフェアとなり、2アウト一二塁で再開となりました。
本来であれば田代のプレイは走塁ミスと言われても仕方がないところでしたが、結果的にゲッツーを防いだ上に、打者の記録はヒットになるために浅村の打率も上がるという、実に素晴らしい働きということでTwitterの私のタイムラインのライオンズクラスタは大絶賛。現金なものですw
さて、2アウト一二塁となったあと、中村がフォアボールを選んで満塁とチャンスを広げます。続くメヒアは外を上手く攻められて追い込まれますが、6球目を左中間に運んでサヨナラ勝ち。ライオンズは今シーズン初めてのサヨナラ勝ち、そして、メヒアにとっても来日初のサヨナラ打だそうです。
さて、これで交流戦はスワローズとの3連戦を残すのみとなりました。残り3試合、いい形で締めくくれるよう頑張ってください。
2015/06/10(水)負けるべくして負けた
【埼玉西武 vs 広島東洋 第2回戦】 (2015年6月10日:西武プリンスドーム) 広島東洋 0 0 0 1 0 3 0 0 0 4 8 埼玉西武 0 0 0 2 0 0 0 2 0 0 4 [勝] 中田 1勝0敗0S [敗] 増田 1勝3敗0S [本塁打] 4回表 菊池 5号 ソロ (野上)
ライオンズ先発の野上は序盤3回までパーフェクトで立ち上がりましたが、4回、菊池のホームランで先制を許します。ライオンズはその裏にセラテリの2点タイムリースリーベースで逆転に成功しますが、6回、2アウト二塁からエルドレッドを敬遠気味に歩かせたところで野上は降板。
しかし、2番手の武隈が誤算でした。代打小窪にフォアボールを与えて満塁とすると、続く田中の走者一掃タイムリーツーベースで逆転を許してしまいます。
とはいえ、好調のライオンズ打線も粘ります。8回に森のエラーに見えなくもないラッキーなタイムリーツーベースで1点差に詰め寄ると、代打脇谷のタイムリーで同点に追いつきます。
しかし、一つ苦言を呈するとすれば、1アウト一二塁で始まった脇谷の打席でパスボールがあって、二塁ランナーのセラテリが三塁に進んだのですが、一塁ランナーの炭谷は一塁のまま。ここで二塁に行っていてくれれば脇谷のヒットで勝ち越せたかもしれませんし、もし還れなかったとしても、次の秋山が外野フライでも良くなったわけで……。
さらにライオンズは9回、浅村、中村の連打でノーアウト一二塁としますが、続く渡辺の送りバントがキャッチャーゴロとなり、2-5-3のダブルプレイ。森くんが敬遠されたあと、セラテリが三振に倒れてサヨナラはなりませんでした。
こうなると流れは完全にカープで、延長10回、新井のタイムリーと田中の満塁走者一掃のタイムリーツーベースで4点を失い勝負は決しました。田中は今日6打点です。
これでライオンズの連勝は4でストップ。決められるとき、決めるべきときに決められないとこうなるよね、というゲームでした。
2015/06/09(火)4連勝
【埼玉西武 vs 広島東洋 第1回戦】 (2015年6月9日:西武プリンスドーム) 広島東洋 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2 埼玉西武 0 1 1 0 0 0 0 2 x 4 [勝] 増田 1勝2敗0S [S] 高橋朋 0勝0敗17S [敗] 前田 4勝5敗0S [本塁打] 2回表 松山 3号 ソロ (十亀) 4回表 シアーホルツ 5号 ソロ (十亀)
2-2の同点で迎えた8回裏、1アウト満塁から秋山のタイムリーツーベースでライオンズが2点を勝ち越し。そのまま逃げ切りました。
ライオンズ先発の十亀は、松山、シアーホルツのホームランで2点を許しましたが、トータルで見てみれば7回3安打という素晴らしいピッチング。できれば勝ちをつけてあげたいところではありました。
というか、打線も毎回のようにチャンスを作っていたので、もっと点を取ってあげてくれよ、という感じではあります。まぁ、あと一本を許さないあたり、さすがマエケンと言うべきなのかもしれませんが……。
さて、これでライオンズは2引き分けを挟んで4連勝です。5月下旬あたりに苦しんだところからはだいぶ持ち直してきた感はあります。問題は、勝っても勝ってもホークスが負けてくれないことですねw