2015/05/15(金)初戦は引き分け
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第7回戦】 (2015年5月15日:福岡 ヤフオク!ドーム) 埼玉西武 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 福岡ソフトバンク 0 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 3 [本塁打] 2回表 メヒア 7号 2ラン (武田)
なんとか引き分けました。
牧田はトータルで見れば悪くはなかったと思いますが、先制点の直後の2回、抑えれば増田につなげる7回に失点したのがいただけませんでした。7回は打球を追う秋山が転んでしまうという不運なツーベースもあったので同情できる面もありますが、2回裏はきっちり抑えてほしかった。
痛かったのは8回表の金子侑の走塁でしょうか。1アウト一二塁から、浅村のセンター前ヒットで二塁ランナーの金子侑がいったん二塁に戻りかけ、結局三塁でストップ。低い当たりで難しい打球判断ではありましたし、次のバッターが中村ということを考えれば慎重に行くのも当然と言えば当然ですが、結果論で言えばここが勝負のポイントになってしまいました。
ライオンズは牧田のあと、武隈→バスケス→高橋朋→増田→岡本篤→岡本洋→宮田と、この前先発したばかりの佐野以外のピッチャーをすべてつぎ込んでゼロを積み重ねました。去年だったら11回あたりで力尽きてそうな試合でしたが、よく凌ぎきったと思います。
さて、明日の予告先発はライオンズが菊池、ホークスが摂津と発表されています。菊池はここまでの2試合はボール自体はいい球が行っていると思うので、あとはスタミナを切らさないようなピッチングができるかどうかですね。
2015/05/14(木)終盤の粘りもあと一歩及ばず
【北海道日本ハム vs 埼玉西武 第7回戦】 (2015年5月14日:札幌ドーム) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 北海道日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 2 x 2 [勝] 大谷 6勝0敗0S [S] 増井 0勝0敗8S [敗] ルブラン 2勝4敗0S
ライオンズ先発のルブラン、ファイターズ先発の息詰まる投手戦が繰り広げられました。これぞ首位攻防戦という緊迫感のあるゲームです。予告先発を見た時点で半分諦めていたのですが、ここまでいいゲームになるとはw
ルブランはフォアボール絡みで何度かピンチがあったものの、粘り強く投げてゼロを並べます。対する大谷はちょっと打てないなという感じで、2度あった得点圏のチャンスも下位打線に回ってきてものにすることはできません。
先に点を失ったのはルブランでした。8回裏、2アウト一二塁からハーミッダのタイムリースリーベースで2点を先制されます。2アウト二塁から中田を敬遠し、ハーミッダと勝負したのが結果的には裏目に出ましたが、あの場面で中田よりハーミッダ勝負を選択した判断はそれほどおかしなものではありませんし、また、あそこまで頑張ってきたルブランを責める気にもなりません。
終盤に先制を許したライオンズですが、9回に粘りを見せました。先頭の秋山が粘って粘ってフォアボール。続く栗山が三振に倒れたあと、浅村のタイムリースリーベースで1点差と詰め寄ります。浅村のスリーベースは2点差の9回表1アウトという、突っ込むべきではない場面でダイビングを試みたライト浅間のボーンヘッドのおかげということもありましたが、それでも大谷をマウンドから引きずり下ろしました。
ファイターズの2番手は守護神の増井。もちろんやっかいな相手なのですが、今日の大谷と比べてしまうと与しやすいと感じてしまうところがありました。クリーンアップもその増井の球をきっちりとらえます。しかし、中村の打球は痛烈な当たりだったのもの前進守備のショート正面のライナー。メヒアの打球もいい当たりでしたがライトの浅間のダイビングキャッチに阻まれゲームセット。あと一歩及びませんでした。
破れはしましたが、首位攻防3連戦を2勝1敗と勝ち越して終えることができました。「2戦目は佐野、3戦目は相手が大谷だから、1戦目の十亀くじが外れなら3タテを食らうかもなぁ」と思っていた戦前の見込みを考えれば上出来と言えるでしょう。明日からは福岡に移ってホークスとの3連戦。大事な試合が続きますが、明日の牧田には頑張っていただきたいところです。
2015/05/13(水)苦しみながらも2連勝
【北海道日本ハム vs 埼玉西武 第6回戦】 (2015年5月13日:札幌ドーム) 埼玉西武 0 0 1 0 4 0 3 0 0 8 北海道日本ハム 0 2 1 0 1 0 2 1 0 7 [勝] 武隈 2勝0敗0S [S] 高橋朋 0勝0敗12S [敗] メンドーサ 2勝4敗0S [本塁打] 3回裏 中田 12号 ソロ (佐野)
首位攻防第2ラウンドは、昨日に続いての先発全員安打でライオンズが勝ちました。
ライオンズ先発はルーキーの佐野。初回は三者凡退で立ち上がったものの、2回にヒットと2つのフォアボールで満塁のピンチを招き、セカンド浅村のエラーと中島への押し出しフォアボールで2点を先制されます。3回には中田に一発を浴びてもう1点。結局、4回を投げて3失点(自責点2)という内容に終わりました。抑えたときの球はいいボールが行っていましたが、ちょっとフォアボールが多すぎました。とはいえ、光るものは見せてくれたと思います。今後が楽しみなピッチャーです。
さて、ライオンズは5回に中村の2点タイムリーツーベース、メヒアのタイムリーツーベース、炭谷のタイムリーで逆転。7回には1アウトからの送りバントが奏功して金子侑、秋山、栗山の3連続タイムリーが生まれ、これで勝負あったかと思いましたが、ライオンズが誇るリリーフ陣は最後までお客さんを退屈させません。
7回に4番手バスケスが満塁のピンチを招き、西川に押し出しのデッドボールを与えると、(ピッチャーは増田に代わりましたが)炭谷のパスボールで2点差に詰め寄られます。さらに8回、1アウト二三塁からハーミッダのタイムリーで1点差。ただ、このときに二塁ランナー岡のスタートが遅れて1点しか入らなかったのがライオンズからしてみればラッキーでした。結局、最後は高橋朋が先頭バッターを出塁させながらも抑えて逃げ切り。首位攻防戦2連勝です。
2015/05/12(火)首位攻防第1ラウンド
【北海道日本ハム vs 埼玉西武 第5回戦】 (2015年5月12日:札幌ドーム) 埼玉西武 0 1 0 2 0 0 0 2 0 5 北海道日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 [勝] 十亀 4勝1敗0S [S] 高橋朋 0勝0敗11S [敗] 浦野 0勝1敗0S [本塁打] 2回表 大崎 1号 ソロ (浦野) 8回表 メヒア 6号 2ラン (屋宜) 9回裏 中田 11号 2ラン (十亀)
0.5ゲーム差で迎えた首位攻防3連戦の初戦はライオンズが制しました。いやー、戦評に「首位攻防」って書いたの2年ぶりっすよw
ライオンズは2回、今シーズン初スタメンの大崎のホームランで1点を先制。4回には炭谷のタイムリーツーベースで追加点を挙げ、8回にはメヒアのホームランで駄目を押しました。ライオンズ打線は先発全員の15安打と連敗中の鬱憤を晴らすような爆発です。まぁ、15安打ならもうちょっと点を取ってくれよという気がしないでもありませんがw
投げるほうでは、先発十亀が見事なピッチングでした。序盤からピンチらしいピンチもなく、8回の2アウト一二塁が最大のピンチといったくらい。ここもしのいで、さあ完封だと思ったのですが、9回に中田のホームランで2点を失い、高橋朋にマウンドを譲りました。打ってくださいと言わんばかりのもったいない球でしたが、この大事な試合でよく投げてくれました。ナイスピッチング。
さて、明日のライオンズの先発はルーキーの佐野と発表されています。いきなり厳しい試合で投げることになりましたが、それだけ首脳陣の期待が高いということですから、いい結果を残せるように頑張ってください。
2015/05/11(月)明日から首位攻防戦
今日は朝から体調が悪かったのでお休み。まぁ、昼頃から起き出して結局仕事をしていたのですがw
明日からはファイターズとの首位攻防戦。この前のマリーンズ戦を2試合連続大敗という悪い形で来ているので、明日の十亀にはそのムードを吹き払うようなピッチングを期待しています。
そして、2戦目はルーキー佐野の先発という話が出ています。野上が背中の張りで抹消された代わりだと思いますが、佐野にはこのチャンスを活かしてほしいと思います。逆に、野上はローテを1回飛ばすという話なので、このチャンスを逃すとしばらく先発の機会はもらえないかもしれません。味方のルーキーにプロの厳しさを教えることの多いライオンズ打線ですが、佐野のときはいっぱい打ってあげてください。お願いします。